長岑秀名
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長岑 秀名(ながみね の ひでな、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族。氏は長峯とも記される。姓は宿禰。右京権大夫・長岑高名の近親か。官位は従五位下・備後守。
経歴
[編集]仁明朝半ばの承和7年(840年)従五位下・越中介に叙任される。翌承和8年(841年)讃岐介に遷ると、承和11年(844年)豊前介、嘉祥2年(849年)山城介と仁明朝後半に地方官を歴任する。のち、斉衡2年(855年)備後守と文徳朝でも引き続き地方官を務めた。
官歴
[編集]『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 承和7年(840年) 正月7日:従五位下。正月30日:越中介
- 承和8年(841年) 正月13日:讃岐介
- 承和11年(844年) 9月28日:豊前介
- 嘉祥2年(849年) 2月27日:山城介
- 斉衡2年(855年) 正月15日:備後守