長命寺 (長野市)
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長命寺 | |
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所在地 | 長野県長野市南堀346番地 |
位置 | 北緯36度39分59.12秒 東経138度14分16.3秒 / 北緯36.6664222度 東経138.237861度座標: 北緯36度39分59.12秒 東経138度14分16.3秒 / 北緯36.6664222度 東経138.237861度 |
山号 | 足立山 |
宗旨 | 浄土真宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 建武2年(1335年) |
長命寺(ちょうめいじ)は長野県長野市にある浄土真宗の寺院。寺号は足立山。
歴史
[編集]開基は二十四輩の一人で信濃源氏井上氏の西念(井上道祐、貞親)。鎌倉時代に井上氏の所領のあった武蔵国足立郡野田で建立され、真宗3世の覚如から寺号を与えられた。南北朝時代の建武2年(1335年)、3世住職西祐は、井上氏を頼って信州へ移り、西念の故郷である信濃国水内郡駒沢に寺基を定めた。永正16年(1519年)、7世住職信貞の時に同郡布野に移り、さらに元禄13年(1700年)、13世住職霊勝の時に現在地に移転した。
本尊は阿弥陀如来で、本堂と庫裡は弘化4年(1847年)の善光寺地震で倒壊した後に再建された。境内には他に経蔵と鐘楼もあり、その傍らに親鸞聖人像がある。門前に塔頭寺院の来迎寺、長仙寺、西教寺があり、いずれも元禄年間の移転の際に建立されたものである。