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長井魁一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

長井 魁一郎(ながい かいいちろう、1920年 - 1995年)は日本の小説家熊本県出身。熊本市に在住していた。

旧制の農業学校卒業後、戦後は農協教育委員会に勤務。「九州文学」同人として活動し、日本農民文学会の会員だった[1]

『肥後隈部親永の終焉』で熊日文学賞九州文学賞。遺作となった『大東亜戦争BC級戦犯熊本県昭和殉難者銘録』で信友社賞熊日出版文化賞を受賞。

宮本武蔵の高弟、寺尾孫之允勝信(『五輪書』を武蔵から伝授)の不明であった墓を、平成5年(1993年)に宇土市松山に倒壊した状態であるのを発見した。また島崎の寺尾家墓地にある通称「西の武蔵塚」が武蔵とは別人(平野氏夫妻)の墓である証拠を発見したのも長井であった。

参考文献

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  • 福田正秀著『宮本武蔵研究論文集』歴研 2003年 ISBN 494776922X

脚注

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  1. ^ 長井魁一郎 | 九大コレクション | 九州大学附属図書館」。