錦橋 (豊平川)
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錦橋 | |
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錦橋歩道橋のトラス(2004年11月) | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 札幌市南区 |
交差物件 | 豊平川 |
建設 | 駒井[1] |
座標 | 北緯42度58分19.8秒 東経141度10分27.1秒 / 北緯42.972167度 東経141.174194度 |
構造諸元 | |
形式 | 鋼アーチ桁橋[2] |
全長 | 71m[2] |
幅 | 6.0m[2] |
最大支間長 | 50m[1] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
錦橋(にしきばし)は、札幌市の豊平川にかかる橋。歩行者は隣接している錦橋歩道橋を渡る[3]。
概要
[編集]市道定山渓東西線の橋であり、定山渓温泉の温泉街を経由せずに国道230号と北海道道1号小樽定山渓線を結んでいる。
かつては道道1号線のルートになっていた。
歴史
[編集]最初の橋は1907年(明治40年)に架設したとされる。
1926年(大正15年)に一の沢発電所が完成し、取水口として一の沢ダムが建設された。錦橋周辺にはゆったりとした瀞(とろ)ができ[4]、「舞鶴の瀞」と呼ばれた[5]。かつては橋の下をボートが行き来し、屋形船から渓谷の紅葉を楽しんでいた時代があった。
1958年(昭和33年)に現在の橋が架けられ、1983年(昭和58年)には並行して川上に錦橋歩道橋(全長71m、幅2m)が架けられた。水道管を一緒に通すためワーレントラス橋になっている。橋名板には「錦歩道橋」と刻まれている。1994年(平成6年)に錦橋が改修されている[6]。
周辺
[編集]1928年(昭和3年)に定山渓鉄道線の錦橋駅が置かれた。1939年(昭和14年)には錦橋駅から豊羽鉱山への引込線が伸びていたが[7]、1963年(昭和38年)に廃止された。錦橋駅は1969年(昭和44年)の定山渓鉄道線廃線とともに廃止となった。
- 札幌市立定山渓中学校
- 定山渓水再生プラザ[8]
参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “橋梁年鑑 錦橋 詳細データ”. 日本橋梁建設協会. 2015年1月21日閲覧。
- ^ a b c “錦橋”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。
- ^ “錦橋歩道橋”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。
- ^ 瀞とは、「川の流れが静かで深い所」という意味。
- ^ “舞鶴の瀞”. 札幌市南区. 2015年1月12日閲覧。
- ^ “エリア1 豊平川にかかる橋”. 北武コンサルタント. 2015年1月12日閲覧。
- ^ “南区歴史探訪② 定山渓鉄道” (PDF). 札幌市 (2005年6月). 2015年1月12日閲覧。
- ^ “水処理センター・下水管理センター・水再生プラザ”. 札幌市. 2015年1月12日閲覧。