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銀泉郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銀川郡から転送)
銀泉郡
位置
各種表記
チョソングル: 은천군
漢字: 銀泉郡
片仮名転写: ウンチョン=グン
ローマ字転写 (MR): Ŭnch'ŏn-gun
統計
行政
国: 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国
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銀泉郡(ウンチョンぐん)は朝鮮民主主義人民共和国黄海南道に属する郡。

銀川郡の文字が宛てられることもある[1]

地理

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北は大同江河口部の黄海に面している。西に殷栗郡、南に安岳郡と隣接し、東に黄海北道黄州郡と向かい合う。

行政区画

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1邑・22里を管轄する。

  • 銀泉邑(ウンチョヌプ)
  • 南山里(ナムサンニ)
  • 南海里(ナメリ)
  • 徳陽里(トギャンニ)
  • 徳泉里(トクチョンニ)
  • 東倉里(トンチャンニ)
  • 両潭里(リャンダムニ)
  • 馬頭里(マドゥリ)
  • 玫花里(メファリ)
  • 卜頭里(ポクトゥリ)
  • 三山里(サムサンニ)
  • 松峯里(ソンボンニ)
  • 新倉里(シンチャンニ)
  • 安里(アルリ)
  • 陽地里(ヤンジリ)
  • 恩恵里(ウネリ)
  • 貞洞里(チョンドンニ)
  • 猪島里(チェドリ)
  • 青代里(チョンデリ)
  • 草郊里(チョギョリ)
  • 椒井里(チョジョンニ)
  • 鶴月里(ハグォルリ)
  • 鶴泉里(ハクチョンニ)

歴史

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日本の植民地時代には黄海道安岳郡の一部であった。1952年に銀紅面、大杏面、西河面、安谷面、龍門面などの面が安岳郡から分離して銀泉郡となった。2002年末現在、1邑22里から構成されている。

年表

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この節の出典[2]

  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、黄海道安岳郡銀紅面・大杏面・西河面・安谷面・龍門面をもって、銀泉郡を設置。銀泉郡に以下の邑・里が成立。(1邑19里)
    • 銀泉邑・草郊里・新倉里・徳陽里・松峯里・猪島里・南山里・三山里・両潭里・馬頭里・卜頭里・徳泉里・椒井里・済梁里・安里・鶴泉里・鶴月里・玫花里・東倉里・貞洞里
  • 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海南道銀泉郡となる。(1邑19里)
    • 黄海南道安岳郡金岡里の一部が玫花里に編入。
  • 1986年12月 - 済梁里が恩恵里に改称。(1邑19里)
  • 1991年5月 (1邑22里)
    • 椒井里・鶴月里・安里の各一部(新しく開墾された干拓地)が合併し、青代里が発足。
    • 卜頭里の一部(新しく開墾された干拓地)が分立し、陽地里が発足。
    • 両潭里・猪島里の各一部(新しく開墾された干拓地)が合併し、南海里が発足。

脚注

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  1. ^ 『現代北朝鮮地名辞典』・『北韓総覧 1993〜2002』は「銀川郡」とし、『現代北朝鮮地名辞典』は「銀泉郡」としている。
  2. ^ 황해남도 은천군 역사

参考文献

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  • 国際関係共同研究所編著『現代北朝鮮地名辞典』(国書刊行会、1982年)
  • 申大興編『最新朝鮮民主主義人民共和国地名辞典』(雄山閣、1994年)
  • 『北韓総覧 1993〜2002』(北韓研究所、2003年)

外部リンク

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