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鈴泉寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴泉寺
2020年2月撮影
所在地 長野県中野市中央4丁目2-30
位置 北緯36度44分46.0秒 東経138度22分24.7秒 / 北緯36.746111度 東経138.373528度 / 36.746111; 138.373528座標: 北緯36度44分46.0秒 東経138度22分24.7秒 / 北緯36.746111度 東経138.373528度 / 36.746111; 138.373528
山号 甘利山
宗旨 日蓮宗
本尊 十界漫茶羅
創建年 弘治2年(1489年
開基 甘利氏
法人番号 4100005005427 ウィキデータを編集
鈴泉寺の位置(長野県内)
鈴泉寺
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鈴泉寺(れいせんじ)は、長野県中野市中央4丁目にある日蓮宗寺院である。山号は甘利山。本寺は長野市松代の蓮乗寺。

概要

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明治時代、中野小学校の基となる研智学校であった。山門はかつて中野陣屋の門(飯山城の門)を移築した。参道の入り口にある石碑に刻まれた「南無妙法蓮華経」の文字から伸びている線は「ヒゲ題目」と呼ばれ、人々に救いの手を差し伸べていることを示している[1][2]

歴史

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  • 1489年(弘治2年) - 開基は甘利氏(武田信玄の家臣)・開祖は日閭で創建。
  • 1578年(天正6年) - 夜間瀬川の洪水で堂宇・塔・伽藍など全て流失。
  • 1582年(天正10年) - 再興。
  • 1673年 - 1680年(延宝年間) - 本堂・庫裡など焼失・再建。
  • 1786年(天明6年) - 本堂類焼(九世日持の代に再興)。
  • 1845年(弘化2年) - 七面堂・鬼子母神堂・総門建立。
  • 1872年(明治5年) - 学制発布より寺の建物を開放、公立小学校(研智学校)となる(数年間、寺と学校が併用された)[2]

境内

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  • 本堂
  • 総門(仁王像は徳川家おかかえの彫刻師、亀原和太郎喜浩博の作)
  • 庫裡
  • 七面堂
  • 鬼子母神堂
  • お稲荷さん[2]

歴代(再建後)

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  • 九世 - 日持
  • 十二世 - 日聚
  • 十七世 - 日心(諸堂宇・総門・庫裡などの瓦や亜鉛に葺き替え)
  • 十八世 - 本多宣正師[2]

脚注

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  1. ^ 鈴泉寺”. 信州なかの産業・観光公社. 2020年2月14日閲覧。
  2. ^ a b c d 信濃の寺刊行会 1970, pp. 105–107.

参考文献

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  • 信濃の寺刊行会 編「鈴泉寺」『信濃の寺』信濃の寺刊行会、1970年2月15日、105-107頁。