鈴木鑑
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鈴木 鑑(すずき かん、1916年(大正5年)[1]- 1994年(平成6年)12月23日[2]は、日本の医学者。専門は血清学、免疫学。東京大学名誉教授。静岡県出身。
人物・経歴
[編集]静岡県立静岡中学校に学ぶ[2]。1940年(昭和15年)、東京帝国大学卒業。病理学教室血清化学部入室(緒方富雄助教授)、1948年(昭和23年)、東京医科大学助教授(細菌血清学、工藤正四郎教授、血清学担当)[3]、1952年(昭和27年)、同、副教授。1962年(昭和37年)、東京大学教授(血清学)。1977年(昭和52年)、定年退官。1978年(昭和53年)から1987年(昭和62年)まで帝京大学教授(細菌学)。1987年(昭和62年)から1992年(平成4年)まで同、客員教授。
著書
[編集]- 『血清学免疫学入門』 南山堂 1992.3
- 『免疫学血清学の歩んできた道』(第三版)[4] 近代出版 1990.9
- 『血清学免疫学入門』 南山堂 1981.11
- 『免疫学血清学の歩んできた道』 近代出版 1980.8
共著
[編集]- 『現代免疫学』 大原達, 鈴木鑑, 木村義民 著 朝倉書店 1973
- 『臨床検査技術講座 第2集』 鈴木鑑,水岡慶二 著 金原 1971
- 『Rh式血液型』 鈴木鑑, 村上省三, 松橋直 著 医歯薬出版 1958
脚注
[編集]- ^ “鈴木 鑑 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2024年11月24日閲覧。
- ^ a b 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 62頁。
- ^ 東京医科大学免疫学分野 免疫学教室の歴史
- ^ 日本医史学会 日本医史学雑誌 第37巻 書籍紹介 『免疫学血清学の歩んできた道』(第三版) 山中太木
参考文献
[編集]- 泉孝英 編『日本近現代医学人名事典 1868-2011』 337頁。医学書院 2012