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鈴木鎮雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 鎮雄(すずき しずお、1884年明治17年)1月28日 - 1968年昭和43年)5月27日)は、日本建築家宮内省に勤務した。

来歴

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1884年、東京府士族鈴木信一の長男として生まれる。

1910年、東京帝国大学工科大学建築学科を卒業。同期に内藤多仲安井武雄らがいる。大学卒業後、宮内省内匠寮に勤務[1]

1914年に宮内技師となる。1924年には欧米各国を視察した。

1931年、臨時帝室博物館造営課長に異動した北村耕造の後を継ぎ、工務課長となる。1943年に工務部長、宮内技監に就任(1946年3月まで)。

戦後は宮内庁調査員、工学院大学講師などを務めた。

関与作品

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栄典

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脚注

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  1. ^ 以下の経歴は主に『日本近代建築人名総覧』694頁による。
  2. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献

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  • 堀勇良『日本近代建築人名総覧』中央公論新社、2021年
  • 『官報』1915年06月01日、1915年06月18日、1915年09月15日(授爵・敍任及辞令)
  • 鈴木鎮雄「故佐野利器先生の思い出」『建築雑誌』第72巻843号、pp.13-14, 19, 1957年2月
  • 鈴木鎮雄「宮内省時代の佐野先生」『佐野利器』 佐野博士追想録編集委員会、1957年
  • 高晟埈「旧李王家東京邸内の武石弘三郎作大理石浮彫について」『新潟県立近代美術館研究紀要』第11巻、新潟県、2012年
  • 中村達太郎「皇居御造營の頃」『建築雑誌』第49巻601号、pp.856-870、1935年7月