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日鉄SGワイヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木金属工業から転送)
日鉄SGワイヤ株式会社
NIPPON STEEL SG WIRE CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証2部 5657
2015年8月27日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
設立 1938年(昭和13年)5月1日
業種 鉄鋼
法人番号 9010001020095 ウィキデータを編集
事業内容 ピアノ線など線材二次製品の製造・販売
代表者 柴田真之(代表取締役社長)
資本金 36億34百万円
売上高 単独:183億2百万円
(2016年3月期)
営業利益 単独:5億38百万円
(2016年3月期)
純利益 単独:9億33百万円
(2016年3月期)
純資産 単独:136億58百万円
(2016年3月31日現在)
総資産 単独:252億74百万円
(2016年3月31日現在)
従業員数 連結:1531人、単独:403人
(2021年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本製鉄 100%
外部リンク https://www.sgw.nipponsteel.com/
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日鉄SGワイヤ株式会社(にってつエスジー ワイヤ、: NIPPON STEEL SG WIRE CO., LTD.)は、ピアノ線などの鋼線を製造する鉄鋼二次製品メーカー。日本製鉄グループの企業である。

概要

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鉄鋼二次製品のうち、線材と呼ばれる鋼材を加工した線材二次製品のメーカーである。ばね楽器に用いられるピアノ線、主にばねに用いられる硬鋼線オイルテンパー線コンクリート補強用のPC鋼線、幅広い分野で使用されるチタン線などを製造する。

本社東京都千代田区丸の内一丁目にあり、大阪市名古屋市支店を構える。製造拠点は千葉県習志野市にある習志野工場のみだが、傘下に複数の加工製品メーカーを持つ。2009年には、ヨーロッパ北アメリカ中国に拠点を持つ自動車用鋼線メーカーのスズキ・ガルピッタンを買収した。

親会社は、材料の供給元でもある鉄鋼メーカーの日本製鉄。長らく新日鉄(当時)の持分法適用会社であったが、2009年に持株比率上昇に伴い連結子会社となった。2015年9月には株式交換により完全子会社となった。

沿革

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  • 1938年5月1日 - 鈴木金属商工株式会社として設立。
  • 1940年8月 - 鈴木金属工業株式会社に商号変更。
  • 1961年
    • 10月 - 東証二部に株式を上場。
    • 12月 - 神戸製鋼所保有株式を肩代わりし、八幡製鐵(日本製鉄の前身)が資本参加。
  • 1962年10月 - 習志野工場を新設。
  • 1983年5月 - 市川製線の株式を取得。
  • 1993年3月 - ムロランスズキを設立。
  • 1999年7月 - タカハシスチールを設立。
  • 2007年7月 - ステンレス鋼線部門を鈴木住電ステンレスに移管。
  • 2009年
    • 6月1日 - スウェーデンのハルデックス(Haldex AB)からハルデックス・ガルピッタン(スズキ・ガルピッタンに社名変更)を買収。
    • 6月15日 - 第三者割当増資実施により、新日鉄の持分法適用会社から連結子会社となる。
  • 2015年
    • 8月27日 - 上場廃止。
    • 9月1日 - 株式交換により新日鐵住金の完全子会社となる。
    • 10月1日 - 日鉄住金SGワイヤに改称。
  • 2019年4月1日 - 日鉄SGワイヤに改称[1]

主なグループ企業

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  • 鈴木住電ステンレス株式会社 - 2007年に設立されたステンレス鋼線メーカー。日鉄SGワイヤが60%、住友電気工業が40%を出資。連結子会社。
  • 市川製線株式会社 - 鉄線メーカー。日鉄SGワイヤが約50%を出資。連結子会社。
  • 株式会社ムロランスズキ - 北海道室蘭市を拠点とするサスペンション用オイルテンパー線メーカー。100%出資の連結子会社。
  • 日鉄物産ワイヤ&ウェルディング株式会社 - 鉄鋼商社日鉄物産が80%、日鉄SGワイヤが20%を出資する。持分法適用関連会社。
  • スズキ・ガルピッタン (Suzuki Garphyttan AB) - スウェーデンに本社を置く自動車用鋼線メーカー。100%出資する完全子会社。

脚注

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外部リンク

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