鈴木秀夫 (官僚)
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鈴木 秀夫(すずき ひでお、1898年(明治31年)7月4日[1][2] - 1986年(昭和61年)9月17日[3][4])は、昭和時代前期の台湾総督府官僚。弁護士[3][4]。
経歴・人物
[編集]愛知県蒲郡市出身[4](北海道生まれ[1])。鈴木又治郎の長男[2][5]。第一高等学校を経て[6]、東京帝国大学法学部に入学し、在学中の1922年(大正11年)11月[6]に高等試験行政科に合格[1][2][5]。1923年(大正12年)に同大を卒業後直ちに台湾総督府に出仕し、財務局勤務となる[1]。
ついで専売局兼任事務官庶務課勤務、1924年(大正13年)地方理事官に進み、台北州淡水郡守に任ぜられ、1926年(大正15年)警察官及司獄官練習所教官兼台湾総督府事務官警務課勤務に転じた[1]。さらに台北州教育課長、新竹州警務部長、府事務官理蕃課長、保安課勤務兼理蕃課長[1]、台北州内務部長、内務局地方課長を経て、1942年(昭和17年)7月、新竹州知事に就任した[7]。翌年の1943年(昭和18年)3月に退官し、台湾住宅営団理事長に就任した[5]。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 台湾新民報社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1937年 。
- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1943年 。
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年 。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年。