鈴木正四
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鈴木 正四(すずき まさし、1914年2月11日 - 2001年12月24日[1][2])は、日本の歴史学者。愛知大学名誉教授[1][2]。
経歴
[編集]山形県出身[1][2]。鹿児島県立第一鹿児島中学校 (旧制)を経て[3]、1933年第七高等学校造士館 (旧制)卒業[4]。1936年東京帝国大学西洋史学科卒業[1]。外務省図書係嘱託、ナウカ社「社会評論」編集長を経て、1956年愛知大学教授[1][2]、後に同大学国際問題研究所長[1]。1985年定年退任[1]。
著書
[編集]- 『セシル・ローヅと南アフリカ』(博文館、大陸発展叢書) 1941
- 『民主主義革命』(岩波書店、新しき歩みのために) 1948
- 『フランス大革命』(福村書店、中学生歴史文庫 世界史) 1951
- 『祖国の解放 トルコの場合』(岩波新書) 1952
- 『インド兵(セポイ)の反乱 インド民族解放運動の歴史』(青木新書) 1955
- 『セシル・ローズ 帝国主義者・植民地主義者の典型』(誠文堂新光社、歴史の人間像) 1960
- 『戦後日本の史的分析』(青木書店) 1969
- 『世界現代史の究明 戦争と民族解放闘争の諸問題』(青木書店) 1970
- 『アジア民族革命の研究 セポイの反乱・トルコ革命』(青木書店) 1972
- 『セシル・ローズと南アフリカ』(誠文堂新光社) 1980.11
- 『歴史に生きる鈴木正四 一コミュニストとして歩んだ戦前・戦中・戦後』(鈴木綾子私家版) 2003.11
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『近世インド産業発達史』(ガドギル、慶応書房) 1943
- 「セポイの乱」(V・D・サヴァルカール、筑摩書房、『世界ノンフィクション全集7』) 1960