鈴木晶子 (哲学者)
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鈴木 晶子(すずき しょうこ、1957年 - )は、日本の哲学者。京都大学名誉教授。元理化学研究所人工知能倫理・社会チームチームリーダー。
人物・経歴
[編集]1980年上智大学文学部卒業。1982年から89年までケルン大学哲学部留学。1986年上智大学大学院文学研究科博士後期課程修了。1987年文学博士[1]。
戸板女子短期大学教職課程助教授[2]、京都大学大学院教育学研究科助教授を経て、2003年同教授[2]。2005年日本学術会議会員[3]。2009年ベルリン自由大学客員教授[1]。2010年京都市教育委員。2014年日本学術会議連携会員[3]。
2016年理化学研究所革新知能統合研究センター人工知能倫理・社会チームリーダー兼務。2017年総務省情報通信政策研究所特別研究員[3]。
2022年定年退職[4]、京都大学学際融合教育研究推進センター工知能研究ユニット(AIユニット)特任教授、京都大学名誉教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員[2][5]。専門は哲学、思想史、教育哲学、歴史人類学、文化人類学[3]。
著作
[編集]- 『判断力養成論研究序説 : ヘルバルトの教育的タクトを軸に』風間書房 1990年
- 『教育文化論 : 人間の発達・変容と文化環境』(住田正樹と共編著)放送大学教育振興会 2005年
- 『イマヌエル・カントの葬列 : 教育的眼差しの彼方へ』春秋社 2006年
- 『教育文化論特論』放送大学教育振興会 2011年
- 『智恵なすわざの再生へ : 科学の原罪』ミネルヴァ書房 2013年
編集
[編集]- 『これは教育学ではない : 教育詩学探究』冬弓舎 2006年
- 『幸福の人類学 : クリスマスのドイツ・正月の日本』(クリストフ・ヴルフと共編)ナカニシヤ出版 2013年
脚注
[編集]- ^ a b 放送大学大学院教材教育文化論特論紀伊國屋書店
- ^ a b c 鈴木 晶子 Suzuki ShokoORCIDORCID連携する *注記
- ^ a b c d 第29回 心の健康会議 第30回 心の健康会議 教育環境の創生と学校心理臨床の展開 -子どもの心を育む臨床心理士への新たな期待-公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会
- ^ 3月31日をもって、25年にわたり本研究室で研究と教育にご尽力された鈴木晶子先生が退職されました。京都大学
- ^ 国際セッション2「AI-ELSIの挑戦 ― 人機協働の可能性」2023 PERSOL INNOVATION CO., LTD.