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鈴木敦子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木敦子(すずき あつこ)は、日本の環境活動家、実業家。認定NPO法人環境リレーションズ研究所理事長、株式会社環境ビジネスエージェンシー代表取締役。森林再生や環境コミュニケーションの分野で活動している[1][2]

経歴

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1992年、学習院大学法学部政治学科卒業。大手製紙会社に入社後、環境コンサルティング企業などを経て独立。2003年9月、NPO法人環境リレーションズ研究所を設立し理事長に就任。2005年9月、株式会社環境ビジネスエージェンシーを設立し代表取締役に就任。[3][4]

プロジェクトと受賞歴

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2005年1月、市民参加型植林プロジェクト「Present Tree(プレゼントツリー)」を立ち上げ。同プロジェクトは平成20年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰、「森林×脱炭素チャレンジ2022」林野庁長官賞などを受賞。2023年11月末日現在、国内外52ヶ所に386,552本を植樹している。

2015年6月、荒廃里山および周辺地域の再興と、都市の生物多様性向上を同時実現するプロジェクト「アーバン・シード・バンク」を立ち上げ。2015年度エコプロダクツ大賞・特別賞、2016年度環境省「グッドライフ・アワード」環境大臣賞・グッドライフ特別賞を受賞[5][6]

主な外部委員等

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  • 東京大学大学院農学生命科学研究科 OEGs育成機構 非常勤講師(2022年4月〜現在)
  • サステナブルライフスタイル TOKYO 実行委員会 副委員長(2020年12月〜現在)
  • 東京都農林・漁業振興対策審議会委員(2019年12月〜現在)
  • 東京都 林業振興に向けた専門懇談会 専門家(2022年6月)
  • 東京都 中小企業振興を考える有識者会議 委員(2021年6月)
  • 一般財団法人自治研修協会 地域社会における連携・協働に関する研究会委員(2019年8月〜現在)
  • 日本林政ジャーナリストの会 副会長(2024年6月〜現在)[7]

主な著書

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  • 『環境ビジネスウィメン―11人 成功の原点と輝く生き方』(共著、日経BP社、2005年)

脚注

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出典

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  1. ^ 2020 年東京五輪・パラリンピック 「カーボンマイナスのための 国民参加型プラットフォーム」の提案”. 科学技術振興機構. 2024年11月8日閲覧。
  2. ^ 株式会社 環境ビジネスエージェンシー 代表取締役社長 鈴木 敦子/the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選”. 起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー) (2016年4月12日). 2024年11月8日閲覧。
  3. ^ 認定NPO法人 環境リレーションズ研究所 -”. 認定NPO法人 環境リレーションズ研究所 - 国、地方自治体、大企業や大学・研究施設等との相互協力のもとに、一般生活者と中小事業者が参画しやすいインフラ構築と環境保全・マネジメントを推進していきます. 2024年11月8日閲覧。
  4. ^ 役員経歴”. エコビジネスを支援する―環境ビジネスエージェンシー―. 2024年11月8日閲覧。
  5. ^ 鈴木 敦子さん”. エダヒロの 100人に聞く「経済成長についての7つの質問」. 2024年11月8日閲覧。
  6. ^ 成熟した未来社会。私たちみんなが舵を取る。 株式会社 環境ビジネスエージェンシー”. ONLY STORY. 2024年11月8日閲覧。
  7. ^ 役員経歴”. エコビジネスを支援する―環境ビジネスエージェンシー―. 2024年11月8日閲覧。