鈴木敏正
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鈴木 敏正(すずき としまさ、1947年10月27日 [1] - )は、日本の教育学者。北海道大学名誉教授。教育学博士(北海道大学)。農学博士(京都大学)。静岡県出身。
来歴
[編集]1966年静岡県立清水東高等学校卒業。1970年京都大学農学部卒業[1]。1978年京都大学大学院農学研究科博士課程修了[2]。1978年島根大学農学部助教授。1981年北海道大学教育学部助教授。1993年北海道大学にて『自己教育の論理:主体形成の時代に』で教育学博士[2]。1996年同教育学部教授・同大学院教育学研究科教授。同教育学部長・同大学院教育学研究科長、日本社会教育学会会長を歴任。2012年北海道大学停年退官。同名誉教授。2012年札幌国際大学人文学部教授。2016年北海道文教大学人間科学部教授[3]。
研究
[編集]専門は社会教育学・環境教育論。若い頃は、農業経済学や、農民教育論なども手掛けていた。
主要著書
[編集]- 『地域づくりと自己教育活動』山田定市と共編 筑波書房 1992
- 『地域生涯学習の計画化』山田定市と共編 筑波書房 1992
- 『社会教育労働と住民自治』山田定市と共編 筑波書房 1992
- 『自己教育の論理:主体形成の時代に』筑波書房 1992
- 『平和への地域づくり教育:アルスター・ピープルズ・カレッジの挑戦』筑波書房 1995
- 『学校型教育を超えて:エンパワーメントの不定型教育』北樹出版 1997
- 『地域住民とともに:社会教育実践論』大前哲彦, 千葉悦子と共編北樹出版 1998
- 『地域づくり教育の誕生:北アイルランドの実践分析』北海道大学図書刊行会 1998
- 『エンパワーメントの教育学:ユネスコとグラムシとポスト・ホストモダン』北樹出版 1999
- 『主体形成の教育学』御茶の水書房 2000
- 『「地域をつくる学び」への道:転換期に聴くポリフォニー』北樹出版 2000
- 『生涯学習の構造化 : 地域創造教育総論』北樹出版 2001
- 『環境保全から地域創造へ:霧多布湿原の町で』伊東俊和と共編 北樹出版 2001
- 『都市公民館の再生:三多摩テーゼからの自己革新』北樹出版 2002
- 『公民館の実践と「地域を作る学び」』姉崎洋一と共編 北樹出版 2002
- 『社会的排除と「協同の教育」』御茶の水書房 2002
- 『教育学をひらく:自己解放のために』青木書店 2003初版/2009年
- 『生涯学習の教育学:学習ネットワーキングから』北樹出版 2004初版/2014増補改訂版
- 『現代教育計画論への道程:城戸構想から「新しい教育学」へ』大月書店 2008初版/2014増補改訂版
- 『将来社会への学び:3.11後社会教育とESDと「実践の学」』筑波書房 2016
- 『社会教育・生涯学習論:すべての人が「学ぶ」ために必要なこと』朝岡幸彦と共編 学文社 2018