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鈴木富子

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

すずき とみこ
鈴木 富子
プロフィール
本名 鈴木 富子[1][2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本愛知県[3]
生年月日 (1956-01-03) 1956年1月3日
没年月日 (2003-07-07) 2003年7月7日(47歳没)
血液型 O型[4][5]
職業 声優
事務所 青二プロダクション(最終)[3]
公式サイト 鈴木 富子|青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[6]
身長 / 体重 150 cm / 43 kg
活動
活動期間 1975年 - 2003年
デビュー作 黙念(『一休さん』)[4][7]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

鈴木 富子(すずき とみこ、1956年1月3日[5] - 2003年7月7日[3][5][8])は、日本女性声優愛知県出身[3]青二プロダクション最終所属[3]

来歴

中学生時代に声優の仕事に憧れ、後に目指すようになったという[2]。愛知県から東京都に大きな期待を持って上京したが、大学は面白くなく、「東京じゃなきゃ出来ないことを何かやってみたいなァ」と思っていたという[7]。偶々見ていた雑誌の広告で東映オーディオタレントスクールの夜間部生徒募集を見て、「これなら、大学行きながらでもできる……」と入学し[7]二松學舍大学国文科在学中から同スクールに通い[2]、同スクール卒業[3]1975年、『一休さん』の黙念役でデビュー[4][7]

2003年7月7日急性心不全のため死去[8]。47歳没。同年7月19日に公開された『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』(ジラーチ役)が遺作となった。

人物

役柄としては、元気で能天気な男の子役を得意としており、天性の邪気のない声に魅了されたことで知られていた[9]。幼い女の子も演じていた[9]

趣味はハイキング[4]

後任

鈴木の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

代役・後任 役名 作品 代役・後任の初出演 備考
杉本沙織 山村喜三太 忍たま乱太郎 第12期
大和田仁美 第30期 [注釈 1]
渡辺久美子 そうこ 第12期
吉田小南美 第15期
西川宏美 事務員のおばちゃん 第16期
優希比呂 デンデ ドラゴンボールシリーズ ドラゴンボールZ Sparking! NEO [注釈 2]
平野綾 ドラゴンボール改
牛田裕子 マーロン
鈴木真仁 ベエ
倖月美和 リン 北斗の拳 北斗の拳』(アーケード&PlayStation 2用対戦格闘ゲーム版)
あきやまかおる 『北斗の拳〜北斗神拳伝承者の道〜』
佐藤利奈 青葉弥生 キャプテン翼』テレビアニメ第1作 キャプテン翼 〜たたかえドリームチーム〜
広橋涼 石原やすこ ちびまる子ちゃん 第2期第469話
越川詩織 ペンギンぼうや それいけ!アンパンマン 第1409話Aパート [注釈 3]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1975年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
  • 忍たま乱太郎(1993年 - 2003年、山村喜三太〈初代〉、そうこ〈初代〉、二郭伊助〈代役〉、奥さん、忍たま、事務員のおばちゃん〈初代〉、老婆、川西左近〈代役〉)
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年

劇場アニメ

1980年
1981年
1982年
1984年
1985年
1986年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
2003年

OVA

1986年
1988年
1990年
1991年
1993年
1996年
  • ふたりの王子さま(カミラ)
1998年

ゲーム

ドラマCD

吹き替え

映画

アニメ

人形劇

映画

テレビ番組

CM

脚注

注釈

  1. ^ 杉本の生前も代役を担当した。
  2. ^ 鈴木の生前も青年期のデンデを演じていた。
  3. ^ 越川担当以前にもボイスありで登場していたがその時はノンクレジットだったため、担当した声優は不明。
  4. ^ 鈴木富美子と表記。
  5. ^ 第238話まで「クリリンの娘」表記。

出典

  1. ^ 掛尾良夫 編「女性篇」『声優事典』(第二版)キネマ旬報社、1996年3月30日、435頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c 河北新報 1987年1月8日朝刊 22面「登場」コーナー
  3. ^ a b c d e f 鈴木 富子”. 青二プロダクション. 2020年1月16日閲覧。
  4. ^ a b c d 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、87頁。 
  5. ^ a b c 鈴木 富子”. アキバ総研. カカクコム. 2023年11月4日閲覧。
  6. ^ 『日本タレント名鑑(2002年版)』VIPタイムズ社、2002年4月30日、691頁。ISBN 978-4-9901242-0-5 
  7. ^ a b c d 「We're Anime People ストップ!! ひばりくん!」『マイアニメ1983年10月号ふろく TV RADAR 9/11〜10/10』秋田書店、1983年10月1日、6-7頁。 
  8. ^ a b 訃報”. 青二プロダクション  (2003年7月10日). 2003年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月1日閲覧。
  9. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、73頁。ISBN 4-19-720012-9 
  10. ^ くじらのホセフィーナ”. 株式会社 葦プロダクション. 2023年5月27日閲覧。
  11. ^ Theかぼちゃワイン”. 東映アニメーション. 2022年9月18日閲覧。
  12. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション作品ラインナップ. 光速電神アルベガス. 東映アニメーション. 2023年2月9日閲覧。
  13. ^ 北斗の拳”. 東映アニメーション. 2016年6月12日閲覧。
  14. ^ がんばれ!キッカーズ”. スタジオぴえろ 公式サイト. ぴえろ. 2023年12月31日閲覧。
  15. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーションラインナップ. トランスフォーマー・ザ・ヘッドマスターズ. 東映アニメーション. 2022年9月16日閲覧。
  16. ^ ビックリマン”. 東映アニメーション. 2022年9月14日閲覧。
  17. ^ まじかるハット”. スタジオぴえろ 公式サイト. ぴえろ. 2023年6月25日閲覧。
  18. ^ カムイの剣”. マッドハウス. 2016年6月13日閲覧。
  19. ^ キャプテン翼 世界大決戦!! Jr.ワールドカップ”. メディア芸術データベース. 2022年9月29日閲覧。
  20. ^ ドラゴンボール 神龍の伝説|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年6月7日閲覧。
  21. ^ 北斗の拳|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年7月25日閲覧。
  22. ^ ビックリマン 第1次聖魔大戦|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年9月15日閲覧。
  23. ^ ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年9月15日閲覧。
  24. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーションラインナップ. ドラゴンボールZ 激突!! 100億パワーの戦士たち. 東映アニメーション. 2022年6月9日閲覧。
  25. ^ 忍たま乱太郎(映画)”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 2024年6月6日閲覧。

外部リンク