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鈴木克義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 克義(すずき かつよし、1957年[1] - 2023年1月27日[2])は、日本言語教育学者[3]常葉大学短期大学部教授、常葉大学准教授などを務め、英語および日本語の言語教育におけるディベートの活用や、メディア利用を専門としたほか[3]、小学生や幼児への英語教育についても論考を発表した。

経歴

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東京都生まれ[4]横浜市出身[5]

1980年横浜市立大学文理学部外国語課程英語英文科を卒業して、神奈川県高等学校教員となり、神奈川県立野庭高等学校神奈川県立港南台高等学校英語科教諭を務めた。1988年に退職して渡米し、 ウェストチェスター大学英語版で、日本語を教えながら大学院で英語教授法を学ぶプログラムに参加し、1990年に Ma-TESL(第二言語としての英語教授法修士)課程を修了して、香蘭女子短期大学国際教養科の教員となった[3]

1998年常葉大学短期大学部英語英文科助教授に転じ、以降、常葉学園富士短期大学富士常葉大学、常葉大学短期大学部保育科と所属が移った。2005年、教授として常葉大学短期大学部英語英文科に復帰したが、2011年には、再び保育科に戻って主任を務めた[3]2019年常葉大学外国語学部准教授に転じ、2022年度をもって退職する予定であったが、2023年1月27日に死去した[2]

この間、1996年に福岡市男女共同参画懇話会委員を務めたほか、1999年から2004年まで静岡市男女共同参画課主催「しずおかディベート大会」の運営に関わり、2002年から2004年には富士市男女共同参画プラン推進会議副委員長を務めるなど、男女共同参画関係の活動にも取り組んだ[4]

おもな著書

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単著

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  • ディベートでいじめがなくなった!:人権感覚を育てるディベート教育のすすめ、明治図書出版、1997年
  • 勝者のディベート:変革を起こす意思決定の技術、富士通経営研修所、2000年
  • 英語は小学校からでは遅すぎます!:世界に羽ばたく子どもを育てよう、幼年教育出版、2010年

共著

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  • 茂木秀昭、Stephen Hesse との共著)英語で語る日本の争点:クリティカルシンキングのすすめ、金星堂、2000年

編著

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訳書

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  • (ティム・レザレン 著)リアル・ブリティッシュ・イングリッシュ、三修社、2004年

脚注

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  1. ^ 鈴木, 克義, 1957-”. 国立国会図書館. 2017年4月12日閲覧。
  2. ^ a b 退職者.VII 鈴木克義」(PDF)『とこはのことのは』第36号、常葉大学外国語学部言語文化研究会、2023年、126頁、2024年6月12日閲覧 
  3. ^ a b c d 保育科 鈴木 克義(SUZUKI Katsuyoshi)教授・主任 - ウェイバックマシン(2017年5月16日アーカイブ分)
  4. ^ a b 英語を通じた人材育成や子育て支援の活動が女性や子どもたちが社会で活躍する原動力に。鈴木克義(すずき・かつよし)常葉学園短期大学保育科 教授”. 静岡県. 2017年4月12日閲覧。
  5. ^ Katsuyoshi Suzuki (鈴木克義) (katsuyoshi.suzuki.334) - Facebook

外部リンク

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