鈴木克美 (魚類学者)
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鈴木 克美(すずき かつみ、1934年3月23日 - )は、日本の魚類学者・水族館学者、東海大学名誉教授。
静岡県浜松市生まれ。1956年東京水産大学増殖学科卒。1980年「日本産ハナダイ類の生態学的研究」で東京大学農学博士。江の島水族館飼育主任、金沢水族館副館長、1968年東海大学講師、助教授、75年同海洋研究所助教授、81年教授、海洋科学博物館副館長、館長、社会教育センター学芸室長。99年定年退任、名誉教授[1]。
また、著書とは別に「暮しの手帖 第二世紀 93号(1984)」に「フグは食いたし」という一文を寄せている。
著書
[編集]- 『海水魚 正しい飼育・採集と観賞』鶴書房 1968
- 『海べの動物』保育社カラーブックス 1969
- 『いその動物』小峰書店 小学生自然シリーズ 1974
- 『魚の本 意外に知られていない魚の生活・100種』久保書店 1975
- 『イタリアの蛸壷 海とさかなの随筆』東海大学出版会 1978
- 『ケンペルの見た巨蟹 静岡県の海と生きもの』静岡新聞社 しずしん博物選書 1979
- 『潮だまりの生物学』講談社現代新書 1980
- 『黒潮に生きるもの』東京書籍 東書選書 1981
- 『海辺のかんさつ入門』小学館入門百科シリーズ 1985
- 『魚は夢を見ているか』丸善ライブラリー 1991
- 『鯛 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1992
- 『水族館への招待 魚と人と海』丸善ライブラリー 1994
- 『金魚と日本人 江戸の金魚ブームを探る』三一新書 1997
- 『珊瑚 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1999
- 『水族館 ものと人間の文化史』法政大学出版局 2003
- 『アンコウの顔はなぜデカい』小林安雅写真 山と溪谷社 2004
- 『水族館日記 いつでも明日に夢があった』東海大学出版部 2014
共編著
[編集]- 『磯の生物 原色・自然の手帖』竹村嘉夫,奥谷喬司共著 講談社ブルーバックス 1967
- 『海の生きもの 海岸動物 カラー』写真:益田海洋グループ 山と渓谷社 山渓カラーガイド 1972
- 『磯の魚』松岡玳良共著 保育社 カラー自然ガイド 1975
- 『日本の海洋生物 侵略と攪乱の生態学』沖山宗雄共編 東海大学出版会 1985
- 『海水魚の繁殖 育ててみよう海の生きもの』高松史朗共編著 緑書房 1989
- 『海岸動物』西村三郎共著 保育社 エコロン自然シリーズ 1996
- 『水族館学 水族館の望ましい発展のために』西源二郎共著 東海大学出版会 東海大学自然科学叢書 2005
- 『ハリセンボンがふくらんだ』石井聖岳絵 あかね書房 絵本・海の生きもの 2008
- 『カクレクマノミは大きいほうがお母さん』石井聖岳絵 あかね書房 絵本・海の生きもの 2010
論文
[編集]注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』