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鈴木三成 (陶芸家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 三成(すずき さんせい、1936年 - )は日本の青磁陶芸家[1]

1936年、千葉県市原市出身[1][2]

1955年河村蜻山の内弟子となる。1961年に独立し、小田原市に築窯する[1]

1968年日本伝統工芸展に初入選する。以降、主に日本伝統工芸展で活動する[1]

国立故宮博物院台湾)の青磁に魅了され、1970年代後半より青磁の研究を行う[2]。第9回(1987年日本陶芸展では「青瓷壷」が文部大臣賞を受賞する[2][3]。鈴木三成作の青瓷壷は、1989年千代の富士貢国民栄誉賞を受賞した際の記念品として贈呈された[2]。また、1992年には大英博物館に収蔵されている[2]

賞歴

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日本陶芸展
  • 1981年 第6回 - 優秀作品賞・日本陶芸展賞[3]
  • 1987年 第9回 - 優秀作品賞・文部大臣賞[3]
日本陶磁協会賞

出典

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  1. ^ a b c d 矢部良明 編『角川日本陶磁大辞典』角川書店、2002年、735頁。ISBN 978-4040232003 
  2. ^ a b c d e 鈴木三成《青瓷茶碗》《米色瓷茶碗》”. 丸沼芸術の森. 2018年10月5日閲覧。
  3. ^ a b c 歴代受賞者一覧:日本陶芸展”. 毎日新聞. 2018年10月5日閲覧。
  4. ^ 歴代受賞作家”. 日本陶磁協会. 2018年10月5日閲覧。