釧北仮乗降場
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釧北仮乗降場 | |
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せんぽく Sempoku | |
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所在地 | 北海道常呂郡置戸町字置戸 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 網走本線(当時)(後の池北線) |
キロ程 | 99.5 km(池田起点) |
開業年月日 | 不明 |
廃止年月日 | 1957年(昭和32年)6月1日 |
備考 | 1916年(大正5年)から1931年(昭和6年)まで同所に釧北信号場があった。 |
釧北仮乗降場(せんぽくかりじょうこうじょう)は、かつて北海道常呂郡置戸町字置戸に存在した、日本国有鉄道網走本線(後の池北線)の仮乗降場である。同所にはそれ以前に釧北信号場が設置されていた。ここでは同信号場についても解説する。
概要
[編集]大正元年に網走本線(後に池田-北見間が池北線と改称された。)が全通した後、しばらくして釧北峠(現・池北峠)に保線詰め所を兼ねて釧北信号所が開設された。当時は保線用員も含め20名近くの職員が常駐していた[1]。同信号所は信号場となった後、昭和初期に廃止されたが、保線詰め所(線路班)とその官舎が残され、戦後にその家族のための仮乗降場が設置された。この乗降場は他と比べてかなり早い時期に廃止された。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)11月1日 - 鉄道院網走本線の釧北信号所として開設[2]。
- 1921年(大正10年)8月5日 - 鉄道省網走本線の信号所となる。
- 1922年(大正11年)4月1日 - 信号場となる[2]。
- 1931年(昭和6年)4月7日 - 閉鎖[2]。
- 時期不詳 - 廃止[2][3]。
- 1948年(昭和23年)7月1日 - 保線事務所(線路班)関係者の通勤・通学ために列車の一部を停車[2]。
- 時期不詳 - 日本国有鉄道網走本線の釧北仮乗降場(局設定)が設置[2][4]。
- 1957年(昭和32年)6月1日 - 廃止[2]。
構造
[編集]- 釧北信号場
- 単線行き違い形の二線式。乗降用設備なし。構内はほぼ水平のR600のカーブの途中、置戸村(当時)と淕別村(当時)に跨って設置され、信号場本屋は置戸へ向かって右側、カーブの外側の置戸村側にあった。[5]
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