釜石テレビ・FM中継局
表示
釜石テレビ・FM中継局(かまいしテレビ・エフエムちゅうけいきょく)は、岩手県釜石市及び気仙郡住田町に置かれているテレビ放送とFMラジオ放送の中継局。ここでは、釜石デジタルテレビ中継局と同所に置かれている釜石鈴子テレビ・FM中継局、現在は運用を終了した臨時災害放送局の釜石災害FMについても記載する。
釜石テレビ・FM中継局
[編集]デジタルテレビ放送
[編集]リモコン 番号 |
放送局名 | チャンネル 番号 |
空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 盛岡総合 |
14 | 30W | 95W | 水平偏波 | 岩手県 | 約12,800世帯 | 2008年 11月10日[1] |
2 | NHK 盛岡教育 |
13 | 97W | 全国 | ||||
4 | TVI テレビ岩手 |
22 | 95W | 岩手県 | ||||
5 | IAT 岩手朝日テレビ |
18 | ||||||
6 | IBC 岩手放送 |
20 | ||||||
8 | mit 岩手めんこいテレビ |
16 |
- 所在地: 釜石市大字釜石(JR釜石駅の南方高地)[2]
- 放送区域: 釜石市の一部[3]
- 2008年6月26日に予備免許が交付され[4][3]、10月10日に試験電波を発射。11月6日に本免許が交付され[1]、11月10日に本放送が開始された[1]。
- 釜石鈴子中継局に併設されている。
アナログテレビ放送
[編集]チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | NHK 盛岡総合 |
映像250W/ 音声63W |
映像2kW/ 音声500W |
水平偏波 | 岩手県 | - | 1960年 9月1日 |
10 | IBC 岩手放送 |
映像250W/ 音声62.5W |
映像2.8kW/ 音声700W | ||||
12 | NHK 盛岡教育 |
映像250W/ 音声63W |
映像2.6kW/ 音声650W |
全国 | 1962年 6月1日 | ||
58 | TVI テレビ岩手 |
映像1kW/ 音声250W |
映像23kW/ 音声5.9kW |
岩手県 | 1970年 10月1日 | ||
60 | mit 岩手めんこいテレビ |
映像23kW/ 音声5.8kW |
1991年 4月1日 | ||||
62 | IAT 岩手朝日テレビ |
1996年 10月1日 |
- 所在地: 気仙郡住田町上有住字土倉(箱根峠)
- 2011年7月24日をもってすべて廃止される予定だったが、3月11日に発生した東日本大震災の影響により、2012年3月31日まで延期された。
- 当中継局にはIBC岩手放送ラジオの放送を、本社から岩泉・田野畑・宮古・釜石・大船渡の各中継局へ伝送するためのマイクロ波中継設備がある[5][6]。
FMラジオ放送
[編集]周波数 | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
79.2MHz | fmi エフエム岩手 |
200W | 500W | 水平偏波 | 岩手県 | - | - |
85.1MHz | NHK 盛岡FM |
100W | 560W | 1969年 3月1日 |
- 所在地:アナログテレビ放送に同じ
釜石鈴子テレビ・FM中継局
[編集]アナログテレビ放送
[編集]チャンネル 番号 |
放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
30 | mit 岩手めんこいテレビ |
映像10W/ 音声2.5W |
映像28W/ 音声6.9W |
水平偏波 | 岩手県 | - | - |
32 | TVI テレビ岩手 | ||||||
34 | IBC 岩手放送 | ||||||
36 | NHK 盛岡総合 | ||||||
38 | NHK 盛岡教育 |
全国 |
- 所在地:釜石市大字釜石(釜石デジタルテレビ中継局に同じ)
- 放送区域:釜石市の中心部及び唐丹・平田地区
- 2011年7月24日をもってすべて廃止される予定だったが、3月31日に発生した東日本大震災の影響で、2012年3月31日に延期された。なお、IATにはチャンネルが割り当てられていなかった。
- アナログ放送で釜石鈴子局を受信していた気仙郡住田町上有住地区では地デジの直接受信ができず、かつ住田町内に地デジ中継局が開局する予定もないことから、CATV局(ケーブルテレビ)の遠野テレビが、住田町地域情報通信基盤施設(住田テレビ)を通じて住田町内へ向けた地デジ再送信を行っている。
FMラジオ放送
[編集]周波数 | 放送局名 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
81.4MHz | NHK 盛岡FM |
10W | 11.5W | 水平偏波 | 岩手県 | - | - |
- 所在地:アナログテレビ放送に同じ
- fmiは中継局を設置していない。
臨時災害放送局
[編集]周波数 | 放送局名 | 呼出符号 | 空中線 電力 |
ERP | 偏波面 | 放送対象地域 | 放送区域 内世帯数 |
運用開始日 | 運用終了日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
86.0MHz | 釜石災害 エフエム |
JOYZ2AC-FM | 30W | 23.8W | 水平偏波 | 釜石市 | - | 2011年 4月7日 |
2017年3月31日 |
脚注
[編集]- ^ a b c 岩手県の免許情報(総務省東北総合通信局)
- ^ 釜石中継局(地上デジタルテレビ放送)のエリア(報道資料2008年6月26日) (PDF) (総務省東北総合通信局)
- ^ a b 予備免許された各中継局の概要<岩手県>(報道資料2008年6月26日) (PDF) (総務省東北総合通信局)
- ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(中継局)に予備免許-東北地域の地上デジタルテレビジョン放送の視聴エリアが拡大します(報道資料2008年6月26日)(総務省東北総合通信局)
- ^ 沢村茂『ラジオ送信所への燃料補給』(『その時、ラジオだけが聞こえていた』竹書房、ISBN 9784812490631 80ページ)
- ^ 沿岸北部の久慈ラジオ中継局へは折爪岳経由で伝送している。
- ^ 「東日本大震災」に伴う臨時放送局の免許情報 (PDF) (総務省東北総合通信局)
- ^ “かまいしさいがいエフエムは放送を終了しました | 釜石市”. www.city.kamaishi.iwate.jp. 2021年8月10日閲覧。