金珉基
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金 珉基[1][2]もしくは金 敏基[3](キム・ミンギ、朝鮮語: 김민기、1951年3月31日 - 2024年7月21日)は、韓国の歌手、劇作家、演出家、作詞家、作曲家。全羅北道益山出身の10人きょうだいの末っ子で、ソウル大学校絵画学科出身[4]。
生涯
[編集]韓国の軍事政権に抵抗した詩人・金芝河の詩を楽曲化し、1980年代の「ノレウンドン(歌運動)」に大きな影響を与えた。特に韓国民主化運動の象徴となった楊姬銀(ヤン・ヒウン)の「朝露」を作詞作曲したことで知られ[5]、政府は金珉基の作品を検閲対象として、1987年まで流通を規制した[6]。
また、1973年以降は演劇の演出にも参加し、1990年代には『地下鉄1号線』などの多数のミュージカルの製作と大学路の小劇場での演出にも手掛けた[4]。
2024年7月21日に胃癌の悪化により死去した。享年73[4]。
脚注
[編集]- ^ “Koreana - Autumn 2013 (Japanese) - The Korea Foundation - Google ブックス”. 2021年12月1日閲覧。
- ^ “朝露 아침 이슬 김민기 キム・ミンギ 韓国民主化運動 テーマソング プロテストソング・トピカルソングの傑作集”. 2021年12月1日閲覧。
- ^ “김민기 - < Past Life of 김민기> | YES24 채널예스”. 2021年12月1日閲覧。
- ^ a b c “'배움의 밭' 대학로 소극장 이끈 김민기 별세…향년 73세(종합)”. 연합뉴스 (2024年7月22日). 2024年7月22日閲覧。
- ^ 金成玟(2024) p.50
- ^ “朝露 아침 이슬 김민기 キム・ミンギ 韓国民主化運動 テーマソング プロテストソング・トピカルソングの傑作集”. 2021年12月1日閲覧。