金沢十三男
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かなざわ とみお 金沢 十三男 | |
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生誕 |
1969年5月3日(55歳) 埼玉県川口市 |
国籍 | 日本 |
職業 | ゲームプロデューサー |
代表作 |
レッド・シーズ・プロファイル (英名:Deadly premonition) |
肩書き | トイボックス株式会社 取締役副社長 |
金沢 十三男(かなざわ とみお、1969年 - )は、日本のゲームクリエイター。
プロデューサー、ゲームディレクター、ゲームデザイナー、シナリオライター。アドベンチャーゲームを中心に数々のゲームソフトを企画・プロデュースしている。
経歴
[編集]1993年にパック・イン・ソフトに入社。
1995年にスーパーファミコンで発売した赤川次郎原作のサウンドノベル「魔女たちの眠り」で初めて企画プロデュース。同年、「魔女たちの眠り」のヒットを受け、自らの開発チーム「team Craze」を立ち上げる。
次作「夜想曲」にて企画・脚本・ゲームデザイン・ディレクション・プロデュースまでひとりで行う。team Crazeでは人気フィッシングゲーム「FISH EYES」シリーズの開発も同時に行い、釣りゲームのプロデュースも開始。
2005年、イギリスに渡りプロデューサーとして勤務、「牧場物語シリーズ」を中心に海外プロデュースに携わりつつ、海外市場を見据えたオープンワールド・ミステリーアドベンチャー「レッド・シーズ・プロファイル(英名:Deadly Premonition)」の企画を立ち上げる。
2009年に帰国、株式会社マーベラスの海外GM、海外子会社、Marvelous Entertainment USA(2010年)取締役などを兼任する。
2010年、長年開発してきた「レッド・シーズ・プロファイル」が世界的なヒットとなる。
2011年9月にマーベラスを退社
2011年「牧場物語シリーズ」のクリエイターである和田康宏とともにトイボックス株式会社を立ち上げる。以後アドベンチャーゲームを中心に作品を生み出し続けている。
作品
[編集]ゲーム
[編集]- 赤川次郎 魔女たちの眠り[スーパーファミコン、1995年]企画・プロデュース
- - 初プロデュース作品
- 赤川次郎 夜想曲[PlayStation、1998年]企画・脚本・プロデュース
- 逢魔が時[PlayStation、2001年]プロデュース
- 逢魔が時2[PlayStation、2001年]
- 赤川次郎 月の光~沈める鐘の殺人[PlayStation 2、2002年]企画・脚本・プロデュース
- 探偵 神宮寺三郎 白い影の少女[ゲームボーイアドバンス、2004年]企画・共同プロデュース
- - 探偵 神宮寺三郎シリーズ10作目
- レッド・シーズ・プロファイル[PlayStation 3・Xbox 360、2010年][Nintendo Switch、2019年]企画・原案・プロデュース
- 宇宙船ダムレイ号[ニンテンドー3DS、2013年]企画・プロデュース
- 魔都紅色幽撃隊[PlayStation 3・PlayStation Vita、2014年]企画・プロデュース
- 7'scarlet[PlayStation Vita、2016年]原案・脚本・ディレクション
- ワールドエンド・シンドローム[PlayStation 4・PlayStation Vita・Nintendo Switch、2018年]原案・脚本・ディレクション
- Deadly premonition Origins[Nintendo Switch、2019年]企画・原案・プロデュース
- 九龍妖魔學園紀 ORGIN OF ADVENTURE[Nintendo Switch、2020年]企画・プロデュース
- Deadly Premonition 2[Nintendo Switch、2020年]企画・プロデュース
- なつもん! 20世紀の夏休み[Nintendo Switch、2023年]企画・制作
- 人生ゲーム for Nintendo Switch[Nintendo Switch、2023年]企画・制作
作詞
[編集]- LOVESICK / AUK ZERO featuring A-TO(森久保祥太郎)
- -「7'scarlet」挿入歌
- World's End Syndrome / 織田かおり
- -「7'scarlet」オープニングテーマ
- Brand-New World / 楠瀬舞美(CV:東城日沙子)
- - 「ワールドエンド・シンドローム」オープニングテーマ
エピソード
[編集]- 子供のころからアドベンチャーゲームを遊んで育った。
- 「魔女たちの眠り」を作る際、大ファンである赤川次郎に手紙を送った。断りの返信をもらったが、返事が来たことに喜び、長文の手紙を再び送る。これに驚いた赤川次郎が会うことを決意した。