金正実
表示
金 正実(キム・ジョンシル、朝鮮語: 김정실/金正實、1904年 - 1969年10月27日または11月26日)は、日本統治時代の朝鮮および大韓民国のジャーナリスト、放送関係者、法学者、教授、政治家。第2代檀国大学(現・檀国大学校)学長[1]、第2代韓国国会議員[2]。
経歴
[編集]慶南固城郡固城邑生まれ[3]、ソウル出身。普成専門学校(現・高麗大学校)、中央大学法学部卒。東亜日報記者、中央放送局職員として長年勤務した後、解放後に大韓民国臨時政府傘下政治工作隊総務、金九が設立した建国実践員養成所の講師、木材会社重役、金剛山工芸会社専務、朝鮮政治学館(現・建国大学校)教授・教務局長・教務主任、放送協会会員、世宗大学教授[3]、檀国大学副学長・第2代学長、建国大学校畜産大学学長・憲法学教授、高等考試委員、国会法制司法委員長、自由党議員代表幹事、刑事訴訟法草案公聴会委員長を務めた[4][2][5]。国会議員時代は与党・自由党側の闘士であった[5]。
1969年11月26日、建国大畜産大学学長在任中に持病により死去[3]。享年65[6]。
エピソード
[編集]地元固城郡の干拓地造成事業を積極的に推進した。朝鮮戦争の最中、金は李承晩大統領を説得したことにより、1952年にこの韓国光復後初めて行われた干拓事業が着工され、1960年12月に竣工された。これにより固城邑・馬岩面・巨流面一帯の固城平野は穀倉地帯に変貌した[3]。
脚注
[編集]- ^ “단과대학기 - 단국대학교”. www.dankook.ac.kr. 2024年10月30日閲覧。
- ^ a b “대한민국헌정회”. www.rokps.or.kr. 2024年10月30日閲覧。
- ^ a b c d “[고성신문] ▣자전거로 여행하는 고성천 뚝방길!”. 고성신문 (2019年10月11日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ 정도영, “김정실 (金正實)” (朝鮮語), 韓国民族文化大百科事典 (韓国学中央研究院) 2024年10月30日閲覧。
- ^ a b “근현대인물자료 < 한국 근대 사료 DB”. db.history.go.kr. 2024年10月30日閲覧。
- ^ “二代議員金正實(이대의원김정실)씨”. NAVER Newslibrary. 동아일보 (1969年11月27日). 2024年10月30日閲覧。