金木銀行
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株式会社金木銀行(かなぎぎんこう)は、かつて青森県北津軽郡金木村(現・五所川原市)に存在した金融機関である。1938年8月、第五十九銀行に買収されるまで事実上津島家の個人銀行として存続した[1]。
歴史
[編集]はじめは、「津島商行」と呼ばれる小規模な金貨し機関にすぎなかった[1]。1897年(明治30年)7月、津島家は資本金1万円の「合資会社金木銀行」を設立した[1]。1919年(大正8年)、「株式会社金木銀行」に改称。1938年(昭和13年)8月、第五十九銀行に買収された。
『日本全国諸会社役員録 明治33年』によると資本金は「2万円」[2]、『日本全国諸会社役員録 第25回』によると「5万円」[3]、『日本全国諸会社役員録 第38回』によると「25万円」である[4]。
役員
[編集]『日本全国諸会社役員録 明治33年』
[編集]『日本全国諸会社役員録 第25回』
[編集]『日本全国諸会社役員録 第38回』
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『若き日の太宰治』30頁。
- ^ a b c d e 『日本全国諸会社役員録 明治33年』青森県376頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年11月19日閲覧。
- ^ a b c 『日本全国諸会社役員録 第25回』青森県 下編616頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年11月21日閲覧。
- ^ a b c d 『日本全国諸会社役員録 第38回』青森県 下編297頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年11月21日閲覧。
参考文献
[編集]- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 明治33年』商業興信所1893-1911年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第25回』商業興信所、1917年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第38回』商業興信所、1930年。
- 相馬正一『若き日の太宰治』筑摩書房、1968年。
- 秋山耿太郎、福島義雄『津島家の人びと』筑摩書房、2000年。