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金押実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金押実(金押實、こんおうじつ)は、『日本書紀』天武紀に現れる新羅人とおもわれる人物。

天武天皇元年(672年)

冬十一月戊子朔辛亥。饗新羅客金押實等於筑紫。卽日、賜祿各有差。

十二月戊午朔辛酉。選諸有功勳者、増加冠位。仍賜小山位以上、各有差。壬申。船一隻賜新羅客。癸未。金押實等罷歸。是月、大紫韋那公高見薨[1]

天武元年(672年)の夏に大海人皇子(後の天武天皇)が壬申の乱の戦を終えて飛鳥の宮へ戻ったあとの11月に、金押実らと筑紫で饗宴したとある。また12月船一隻が新羅客へ賜わられたこと、金押実が帰国することができたことが記されている。

脚注

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  1. ^ 日本書紀 卷第廿八 - 甲南女子大学日本文学電子図書館

関連項目

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