コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

金子晃大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金子 晃大
基本情報
本名 金子 晃大(かねこ あきひろ)
通称 樹海
階級 バンタム級
スーパーバンタム級
身長 171cm
体重 55.0kg
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1997-01-29) 1997年1月29日(27歳)
出身地 千葉県習志野市
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 24
KO勝ち 13
敗け 2
引き分け 0
無効試合 0
テンプレートを表示

金子 晃大(かねこ あきひろ、1997年1月27日)は、日本の男性キックボクサー千葉県習志野市出身。K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM所属。現K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者、第3代Krushバンタム級王者。

来歴

[編集]
  • 2016年9月30日 - Krush.69のオープニングファイトでプロデビュー。第2ラウンドでボディへのパンチでダウンを奪うと、第3ラウンドには顔面への膝とパンチでダウン、続け様に顔面への膝蹴りでこの試合3つ目のダウンを奪ったところでレフェリーストップ。デビュー戦で豪快なKO勝ちを収めた。
  • 2017年1月15日 - Krush.72ではプロデビュー戦の晃貴とプレリミナリーファイトで対戦。3ラウンドにフックでダウンを奪い、最後はカウンターの左を合わせ2度目のダウンでデビューから二試合連続KO勝ちとなった。この試合では前蹴りを多用していた。
  • 2017年11月5日 - Krush.82にて次期挑戦者決定戦に抜擢される。出貝泰佑と対戦し結果は3-0の判定勝ち。この勝利でKrush第2代バンタム級王者の軍司泰斗へ挑戦することが決まった。

Krush王座獲得

[編集]
  • 2018年6月30日 - Krush.89で満を持してKrushバンタム級タイトルマッチに挑む。チャンピオンの軍司泰斗相手に一歩も引かず3ラウンド終わった時点での判定は1-1でプロキャリア初の延長戦となった。ハイキックを受け流血するシーンもあったが、延長終了間際に右パンチの連打でダウンを奪い3-0の判定勝ちを収め、プロ6戦目にして無敗で第3代Krushバンタム級王座を戴冠した。
  • 2018年10月28日 - Krush.94にて隼也ウィラサクレック相手に初の防衛戦に挑む。第2ラウンドにパンチの連打でダウンを奪取、さらにボディへのフックで2ダウン、トドメにボディへの膝で3ダウン。初防衛戦をKOで飾った。
  • 2018年12月18日 - Krushバンタム級のベルトを返上、今後は階級をスーパーバンタム級へ変更することが発表された。返上、階級アップの理由として体重増加や53キロでは対戦相手がいないこと、55キロならK-1でも活躍する武居由樹など面白い選手がいることを上げていた。[1]

K-1参戦

[編集]
  • 2019年3月10日 - K-1初参戦となったK'FESTA.2ではスーパーファイトで玖村修平と対戦。2ラウンド中盤にダウンを奪うなど有利に試合を進めていた。しかし同ラウンド後半にバックハンドブローを被弾し逆にダウンを奪われると続け様にパンチの連打を打たれて2つ目のダウンを喫した。迎えた第3ラウンドはダウンこそ奪えなかったが玖村を攻め続け、ダウンの数こそ1つ少なかったが判定がドロー(27-27,27-27,27-27)となり延長へ突入した。延長も死闘となったが手数で優ったこともあり3-0の判定勝ちとなった。
  • 2019年6月に開催されたK-1スーパーバンダム級最強決定トーナメントには出場確実と言われていたが右の拳の怪我で欠場となった。
  • 2020年3月22日 - K'FESTA.3で1年前対戦した玖村修平の弟の玖村将史と拳を交える。ここまで9戦9勝と無敗と貫いてきたが、0-2の判定負け(29-30,30-30,28-30)を喫しプロ初黒星となった。
  • 2021年3月28日 - K'FESTA.4で再起戦として鬼山桃太郎と対戦。3ラウンド目に開いてセコンドのタオル投入でKO勝ちを収めた。
  • 2021年9月20日 - K-1のリングにて4年8か月ぶりに晃貴と再戦、元Krush王者同士の対決となった。1ラウンドにフック、飛び膝、飛び膝、と立て続けに3つのダウンを奪い圧巻のKO勝ちとなった。

K-1王座獲得

[編集]
  • 2022年1月24日 - K-1 WORLD GPの2月大会にて第3代スーパーバンタム級王座決定トーナメントへ参加することが発表された。他の参加者である前回トーナメント準優勝の玖村将史、第7代Krushスーパーバンタム級王者の璃明武、参加当時6戦6勝無敗で元プロボクサーの佐々木洵樹、以上3名と合わせてK-1スーパーバンタム級四天王と称された。
  • 2022年2月27日 - K-1 WORLD GP 2022 JAPAN にて1回戦で黒田勇斗と対戦。3ラウンド目に放った右ストレートで失神KOにて勝利。 準決勝では同じく四天王と言われた璃明武と対戦。序盤からカーフキックを多用すると2ラウンド目に動きが鈍くなった璃明武にパンチで1ダウン、さらにカーフキックで2ダウンを奪いKO勝ちとなった。 決勝では唯一黒星を喫してる玖村将史と再選を果たす。1ラウンド目から激しいパンチの応酬ととなり戦況は五分五分かと思われたが、解説席の魔裟斗からは「前半なら金子、長引けば玖村有利」と言われていた。しかし2ラウンド目序盤に久村からダウンを奪取。判定までもつれ込んだが、2-0で勝利しリベンジを果たすと同時に第3代K-1スーパーバンタム級王座を戴冠した。
  • 2022年6月19日 - THE MATCH 2022にて、RISEのバンタム級王者である鈴木真彦と対戦し、0-2の判定負けを喫した。
  • 2022年9月11日 - K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~で再起戦としてジョーダン・スウィントンと-56キロ契約で対戦。これが金子にとってキャリア初の海外勢との試合だったが、結果は1Rに2度のダウンを奪いわずか40秒でのKO劇となった。
  • 2023年3月12日 - K-1 WORLD GP 2023 JAPAN 〜K'FESTA.6〜にて行われたスーパーバンタム級タイトルマッチで、自身初の防衛戦として挑戦者のコンペット・シットサラワットスアと対戦し、2-0の判定勝ちで王座の初防衛に成功した。
  • 2023年6月3日 - AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~にて-56キロ契約でトルコのエムレ・カラジャと対戦した。相手は10戦無敗の戦績だったが開始15秒で右ストレートを打ち込みダウンを奪取。さらに左ボディを効かせ再び右ストレートでダウン、最後はパンチの連打で3つ目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。
  • 2023年7月17日 - 9月10日のK-1横浜大会「ReBOOT〜K-1 ReBIRTH〜」にて玖村将史とタイトルマッチにて3度目の対戦が決定した。
  • 2023年9月10日 - ReBOOT〜K-1 ReBIRTH〜のセミファイナルで玖村将史とタイトルマッチを行い、延長1R3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。
  • 2024年8月24日、所属ジムの練習生に対して2年半に渡って練習名目で暴行を加え、顔面が激しく損傷するけがを負わせた疑惑、1年半に渡り彼の金銭の収支を管理し、昼夜に渡りアルバイトをさせてそのアルバイト代総額200万円近くを恐喝した疑惑が『デイリー新潮』によって証拠写真付きで報道された[2][3]

戦績

[編集]

プロキックボクシング

[編集]
キックボクシング 戦績
27 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
25 13 12 0 0 0
2 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
アスランベック・ジクレーブ 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~ 2024年12月14日
大久保琉唯 2R 0:26 KO(右ローキック) K-1 WORLD MAX 2024
【-55kg世界最強決定トーナメント決勝】
2024年9月29日
璃明武英語版 3R終了 判定2-0 K-1 WORLD MAX 2024
【-55kg世界最強決定トーナメント準決勝】
2024年9月29日
カン・メンホン 3R 0:55 KO(左フック) AZABU presents K-1 WORLD MAX 2024
【-55kg世界最強決定トーナメント・一回戦】
2024年7月7日
鈴木真彦 3R終了 判定3-0 ABEMA presents RISE ELDORADO 2024 2024年3月17日
ラン・シャンテン 3R終了 判定3-0 K-1 ReBIRTH2 2023年12月9日
玖村将史 3R+延長1R終了 判定3-0 ReBOOT 〜K-1 ReBIRTH〜
【K-1 WORLD GP スーパー・バンタム級タイトルマッチ】
2023年9月10日
エムレ・カラジャ 1R 1:48 KO(パンチ連打) K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~ 2023年6月3日
コンペット・シットサラワットスア英語版 3R終了 判定2-0 K-1 WORLD GP 2023 JAPAN 〜K'FESTA.6〜
【K-1 WORLD GP スーパー・バンタム級タイトルマッチ】
2023年3月12日
キリルアン・チョー.ハーパヤック 3R 2:38 KO(左フック) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜初代バンタム級王座決定トーナメント〜 2022年12月3日
ジョーダン・スウィントン 1R 0:40 KO(右ボディストレート) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~ 2022年9月11日
× 鈴木真彦 3R終了 判定0-2 THE MATCH 2022 2022年6月19日
玖村将史 3R終了 判定2-0 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝戦】
2022年2月27日
璃明武 2R 2:23 KO(カーフキック) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝】
2022年2月27日
黒田勇斗 3R 1:17 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP 第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント1回戦】
2022年2月27日
晃貴 1R 2:35 KO(3ダウン:飛び膝蹴り) K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ 2021年9月20日
鬼山桃太郎 3R 2:36 KO(タオル投入) K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 DAY2~ 2021年3月28日
× 玖村将史 3R終了 判定0-2 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~ 2020年3月22日
林勇汰 3R終了 判定3-0 Krush.104 2019年8月31日
玖村修平 3R+延長1R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~ 2019年3月10日
隼也ウィラサクレック 2R 2:21 KO(右膝蹴り) Krush.94
【Krushバンタム級タイトルマッチ】
2018年10月28日
軍司泰斗 3R+延長1R終了 判定3-0 Krush.89
【Krushバンタム級タイトルマッチ】
2018年6月30日
出貝泰佑 3R終了 判定3-0 Krush.82
【Krush -53kg級次期挑戦者決定戦】
2017年11月5日
山田忠洋 2R 1:03 KO(右ストレート) Krush.77 2017年7月16日
小只直弥 3R終了 判定3-0 Krush.75 2017年4月2日
晃貴 3R 1:54 KO(左フック) Krush.72 2017年1月15日
秦文也 3R 1:36 KO Krush.69 2016年9月30日

獲得タイトル

[編集]
  • 第3代K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者
  • 第3代Krushバンタム級王者
  • K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強トーナメント優勝

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
前王者
軍司泰斗
第3代Krushバンタム級王者

2018年6月30日 - 2018年12月18日(返上)

空位
次タイトル獲得者
晃貴
空位
前タイトル保持者
武居由樹
第3代K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王者

2022年2月27日 - 現在

次王者
N/A