金子一芳
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金子 一芳(かねこ かずよし、1931年 - 2024年5月21日[1])は、日本の歯科医師。
生涯
[編集]東京都生まれ。1955年東京歯科大学卒業。同年東京都中央区に開業[2]。歯科スタディグループの草分け的存在である「火曜会」を創設。以降全国にスタディーグループの設立を促し、歯科臨床家の育成に尽力。全国の歯科スタディグループの集まりである「臨床歯科を語る会」を1981年に設立[3]。
金子の分類
[編集]金子は欠損歯列の分類として、歯数分類を提唱した。
- StageI 少数歯欠損 〜23歯
- StageII 多数歯欠損 22〜18歯
- StageIII 咬合位崩壊 17〜12歯
- StageIV 少数歯残存 11〜0歯[4]
主な著書
[編集]- 『私の臨床ファイル1 インレー・クラウン・ブリッジ』医歯薬出版、1985年
- 『私の臨床ファイル2 パーシャルデンチャーの100症例』医歯薬出版、1987年
- 『臨床ファイル3 パーシャルデンチャーのデザイン』医歯薬出版、2000年
- 『パーシャル・デンチャー新時代』(編著)ヒョーロンパブリッシャーズ、2008年
脚注
[編集]- ^ “逝去会員”. 東京歯科大学同窓会. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “金子一芳|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “臨床歯科を語る会”. www.katarukai.com. 2024年7月23日閲覧。
- ^ 金子一芳『私の臨床ファイル』 2〜パーシャルデンチャーの100症例、医歯薬出版、1987年、8頁。国立国会図書館書誌ID:000001854666。