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金城銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金城銀行(きんじょうぎんこう)は、明治期から大正期の私立銀行で、愛知県名古屋市に本店があった。

江尻彦左衛門らの発起により1894年(明治27年)に、愛知県名古屋市を本店に設立。資本金は10万円(払込済2万5千円)。初代頭取には中村次郎太が就任。1906年(明治39年)には宝飯貯蔵銀行(金城貯蔵銀行に改称)を傘下に収め、当行の貯蓄部門を同行に統合。1917年(大正6年)に名古屋銀行東海銀行の前身の一つ)に吸収合併され歴史の幕を閉じた。

沿革

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  • 1894年(明治27年)6月26日:設立
  • 1894年(明治27年)8月15日:開業
  • 1906年(明治39年)8月26日:宝飯貯蔵銀行を傘下
  • 1917年(大正6年)4月15日:名古屋銀行に合併される

合併時の店舗等

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  • 本店
愛知県名古屋市東区赤塚町11番地
  • 支店(4支店)
勝川、中市場、牛久保、西尾
  • 出張店(3箇所)
  • 資本金:24万円(合併に際し40万円から減資)
  • 頭取:中村与右衛門

脚注

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参考文献

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  • 東海銀行行史編纂委員編纂 編『東海銀行史』東海銀行、1961年、34-35頁。