金剛院 (さいたま市岩槻区)
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金剛院 | |
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所在地 | 埼玉県さいたま市岩槻区末田1899 |
位置 | 北緯35度55分40.2秒 東経139度44分31.5秒 / 北緯35.927833度 東経139.742083度座標: 北緯35度55分40.2秒 東経139度44分31.5秒 / 北緯35.927833度 東経139.742083度 |
山号 | 金龍山[1] |
院号 | 金剛院 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
創建年 | 不詳 |
開山 | 宥慶[1] |
正式名 | 金龍山妙音寺金剛院 |
別称 | 金剛坊 |
文化財 | 金剛院仁王門の金剛力士像(さいたま市指定有形文化財) |
法人番号 | 9030005002682 |
金剛院(こんごういん)は、埼玉県さいたま市岩槻区末田にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
[編集]創建年代は不明であるが、宥慶によって開山された。移転年(後述)から室町時代には既に存在していたものと推測される[2]。
元々は岩槻中心部に位置し、「金剛坊」と称していたが、1462年(寛正3年)に現在地に移転し、「金剛院」に改称した[2]。
江戸時代は、幕府より寺領10石が安堵され、「常法談林所(宗門における学校)」であった[2]。
なお当院の仁王門は、第5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院が寄進したものである[2]。
文化財
[編集]- 金剛院仁王門の金剛力士像(さいたま市指定有形文化財 昭和56年5月12日指定)[3]
交通アクセス
[編集]- 路線バス大戸停留所より徒歩7分。
脚注
[編集]- ^ a b 新編武蔵風土記稿 末田村.
- ^ a b c d 大村進 著『埼玉ふるさと散歩(岩槻市)』さきたま出版会、1992年、111p
- ^ 金剛院仁王門の金剛力士像さいたま市
参考文献
[編集]- 大村進 著『埼玉ふるさと散歩(岩槻市)』さきたま出版会、1992年
- 「末田村 金剛院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ202埼玉郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764007/104。