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野間繁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野間 繁
1956年
人物情報
生誕 (1902-10-15) 1902年10月15日
日本の旗 日本 広島県広島市
死没 1978年8月12日(1978-08-12)(75歳没)
出身校 明治大学
学問
研究分野 法学
研究機関 明治大学國學院大學創価大学
学位 法学博士
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野間 繁(のま しげる、1902年10月15日 - 1978年8月12日[1])は、日本法学者裁判官弁護士明治大学名誉教授。民事訴訟法が専門。勲二等正四位。

経歴

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1902年、広島県広島市生まれ[2]。1926年明治大学法学部を卒業。卒業後は裁判官となり、東京区裁判所判事、東京地方裁判所部長判事、函館地方裁判所部長判事、東京控訴院判事・勅任部長、裁判官訴追委員会事務局長を歴任、1958年に退官[2]。1947年、「上訴法の基礎理論」[3]を明治大学に提出して法学博士号を取得。1958年明治大学教授となる[4]國學院大學教授も兼任[2]。1974年、明治大学を定年退職し、名誉教授となった[5]。定年退任後は、創価大学教授を務めた。

受賞・栄典

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  • 正四位。
  • 1972年(昭和47年)11月 - 勲二等瑞宝章[6]

著書

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  • 脚註訴訟記録 民事第一審 章華社 1932
  • 脚註訴訟記録 民事 上訴審 章華社 1934
  • 無産者救護の社会的法律的考察 司法省調査課 1934.3
  • 民事訴訟法学概論 育成洞 1935
  • 新日本六法(編)真理社 1947
  • 新法令集 第1巻(編)真理社 1948
  • 民事訴訟法学概説 巌松堂 1950
  • 民事訴訟法学 巌松堂書店 1955
  • 民事訴訟入門 弘文堂 1955
  • 民事訴訟法要論 酒井書店 1958
  • 会社法要論 三和書房 1961
  • 脚註民事訴訟記録 酒井書店 1962
  • 入門訴と裁判・執行 酒井書店 1968
  • 日用法学 松原富雄共著 三和書房 1973

参考

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  • 野間繁教授略歴および著作目録 (野間繁教授退職記念)」『法律論叢』第46巻第5-6号、明治大学法律研究所、1974年2月、167-179頁、ISSN 03895947NAID 40003522194 

脚注

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  1. ^ 『昭和物故人名録 : 昭和元年~54年』日外アソシエーツ、1983年、p.385。
  2. ^ a b c 『人事興信録 第25版 下』人事興信所、1969年、の36頁。
  3. ^ 野間繁「上訴法の基礎理論」明治大学 博士論文[報告番号不明]、1947年、NAID 500000486825 
  4. ^ 『日本弁護士大観』国際聯合通信社、1962年、p.320。
  5. ^ 山本進一「野間繁教授を送る」『法律論叢』第46巻第5-6号、明治大学法律研究所、1974年2月28日、1-2頁、ISSN 0389-5947NCID AN00227047 
  6. ^ 『日本叙勲者名鑑 自昭和47年4月至昭和48年4月』日本叙勲者協会、1974年、p.205。