野里征彦
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日本の作家。岩手県陸前高田市出身、大船渡市在住[1]。水産会社勤務などを経て、2002年に『プランクトンの夜』で推理作家としてデビューする。
(のざと いくひこ、1944年 -)は、『命の罠』で新風舎文庫大賞準大賞を受賞。日本民主主義文学会会員。『民主文学』に作品を発表するときには砂山磬(すなやま けい)の筆名を使用していたこともあった。2011年、東日本大震災の被害に合い、震災のあった3月11日から一ヶ月間の日誌を出版[2]。2020年、第23回長塚節文学賞大賞を受賞[1]。
著書一覧
[編集]- 『プランクトンの夜』(2002年4月、三一書房)
- 『マンション・パラダイス』(2003年1月、三一書房)
- 『命の罠』(2004年5月、新風舎文庫)
- 『カシオペアの風』(2006年11月、三一書房)
- 『いさり場の女』(2008年6月30日、三一書房)
- 『罹災の光景 三陸住民震災日誌』(2011年7月、本の泉社)
- 『こつなぎ物語』全3部(本の泉社)
- 『渚でスローワルツを』(本の泉社)
脚注
[編集]- ^ a b “Web東海新報|野里さん(大船渡)の『鱒』が大賞 「長塚節文学賞」短編小説部門 住田と気仙川舞台に執筆”. tohkaishimpo.com. 東海新報社. 2022年8月21日閲覧。
- ^ ISBN 978-4780707854 罹災の光景 三陸住民震災日誌