コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

野田春彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蔵前工業会『蔵前工業会誌』第627号(1967年)より野田春彦

野田 春彦(のだ はるひこ、1922年3月3日 - 2021年3月7日)は、日本生物物理化学者。東京大学名誉教授。

人物・来歴

[編集]

東京出身。1943年東京帝国大学理学部化学科卒、海軍技術将校。1958年東京大学より理学博士の学位を取得。1946年東京帝国大学理学部助教授、東京大学教授、82年定年退官、名誉教授電気通信大学教授、1985年放送大学教授、創価大学教授[1]

著書

[編集]
  • 『生命の起源』日本放送出版協会 NHKブックス 1966
  • 『医学・生物学のための物理化学』朝倉書店 1971
  • 『生物としての人間 生命のしくみを考える』講談社現代新書 1972
  • 『物質と生命』生命の科学 培風館 1981
  • 『生命の化学』裳華房 生命科学シリーズ 1984
  • 『生命の起源の謎』大和書房 自然学ミニエンサイクロペディア 1985
  • 『ライフサイエンス入門 生命の起源・進化・未来』東京電機大学出版局 ハイテク選書 1986
  • 『生物物理化学』東京化学同人 1990
  • 『物質の科学 3 新しい物質観』放送大学教育振興会 1990
  • 『"いのち"の始まりの物語 生命の源流を遡る』大和書房 1994
  • 『動物の進化』放送大学教育振興会 1995
  • 『遺伝子と文化 生命神秘の世界』佼成出版社 1996
  • 『生命の起源』培風館 1996
  • 『進化はどこまでわかったか』学会出版センター 1999

共編著

[編集]

翻訳

[編集]
  • R.Bruce Martin 著『生物物理化学』東京化学同人 1965
  • チェルデリン, ニューバラ『生命現象の化学』共立出版 モダン・ケミストリー 1965
  • Lila L.Gatlin 著『生体系と情報理論』長谷川政美,矢野隆昭共訳 東京化学同人 1974
  • D.ケーリッジ, K.F.チプトン編『精解生物化学演習』共立出版 1975
  • G.M.Barrow 著『生命科学のための物理化学』東京化学同人 1975
  • S.L.ミラー, L.E.オーゲル共著『生命の起源』培風館 1975
  • R.Hinton, M.Dobrota『密度勾配遠心法』東京化学同人 生化学実験法 1978
  • D.Freifelder『生物化学研究法 物理的手法を中心に』東京化学同人 1979
  • H.F.ジャドソン『分子生物学の夜明け 生命の秘密に挑んだ人たち』東京化学同人 1982
  • A.R.リース, M.J.E.スタンバーグ共著『図解分子生物学』培風館 1986
  • A.G.ケアンズ=スミス『遺伝的乗っ取り 生命の鉱物起源説』川口啓明共訳 紀伊国屋書店 1988
  • R.Schoenfeld『化学英語をどう書くか』東京化学同人 1989
  • H.Lodish,A.Berk,P.Matsudaira,C.A.Kaiser,M.Krieger,M.P.Scott,S.L.Zipursky,J.Darnell『分子細胞生物学』石浦章一,石川統,須藤和夫,丸山工作,山本啓一共訳 東京化学同人 1989
  • David S.Goodsell『生命のメカニズム』裳華房 1994

論文

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 『現代日本人名録』