野戦特科射撃指揮装置 JGSQ-W3
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野戦特科射撃指揮装置 JGSQ-W3(やせんとっかしゃげきしきそうち ジェイジーエスキューダブルスリー)は、陸上自衛隊の装備。野戦特科に配備される。多連装ロケットシステム指揮装置とは異なり、野戦特科全体を指揮することが出来る。
概要
[編集]81式野戦特科射撃指揮装置 JGSQ-W2の後継として開発された。民生品を流用することで処理時間短縮、能力向上などが実現した。1997年(平成9年)度より配備開始。製作は三菱電機。
構成
[編集]- 大隊指揮用装置:73式大型トラックなどに搭載。
- 中隊指揮用装置:73式中型トラックなどに搭載。
- 砲班装置:99式自走155mmりゅう弾砲、155mmりゅう弾砲 FH70などに搭載。
- 観測機関装置:前進観測班が携帯。
機能
[編集]- 大隊指揮
- 射撃指揮:10種類
- 部隊運用支援:11種類
- 地図等の印刷
- 中隊指揮
- 射撃号令受領、記録
- 地図等の印刷
- 砲班指揮
- 砲班装置
- 初速測定
- 観測
- 観測機関装置
- 目標標定器