野性時代新人文学賞
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野性時代新人文学賞(やせいじだいしんじんぶんがくしょう)は、かつて存在した、日本の新人文学賞。
1974年、角川書店の創立30周年と雑誌『野性時代』創刊を記念して、角川小説賞、日本ノンフィクション賞とともに創設された。1986年まで15回続いた。当初は同誌に掲載された新人作家の作品に与えられたが、1983年度から公募形式に変わった。
受賞作
[編集]- 第1回(1974年)谷克二「追うもの」
- 第2回(1975年)片岡義男「スローなブギにしてくれ」
- 第3回(1976年)池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」(芥川賞受賞)
- 第4回(1977年)五百家元子「水銀女」
- 第5回(1978年)朝稲日出夫「彼の町に逃れよ」
- 第6回(1979年)受賞作なし
- 第7回(1980年)受賞作なし
- 第8回(1981年)牛次郎「リリーちゃんとお幸せに」
- 第9回(1982年)受賞作なし
- 第10回(1983年)
- 第11回(1984年)受賞作なし
- 第12回(1985年)中村淳「風の詩」
- 第13回(1986年)王出富須雄(栗田教行、天童荒太)「白の家族」
選考委員
[編集]関連項目
[編集]参考
[編集]- 直木賞のすべて:野性時代新人文学賞・受賞作候補作 - ウェイバックマシン(2011年8月6日アーカイブ分)