野島久雄
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野島 久雄(のじま ひさお、1956年[1] - 2011年12月21日)は、日本の認知科学者。専門は認知科学、認知心理学[2]。博士(情報科学)[2]。
1956年、埼玉県浦和市(現・さいたま市)に生まれる[1]。1979年、東京大学文学部卒業。1983年、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了[1]。NTT基礎研究所勤務を経て[1]、2005年から成城大学社会イノベーション学部教授[1]。2007年からは、人材育成と教育協議会会長を務めた[1]。
1995年、日本認知科学会論文賞受賞[2]。
2011年12月21日、直腸がんのため、死去。死後、日本認知科学会に野島久雄賞が設立された[3]。
著書
[編集]- 『誰のためのデザイン?』(Donald A. Norman著、新曜社、1990年)
- 『女の能力、男の能力』(Doreen Kimura著、新曜社、2001年、共訳)
- 『方向オンチの科学』(講談社、2001年、共著)
- 『人が学ぶということ』(北樹出版、2003年、共著)
- 『<家の中>を認知科学する』 (新曜社、2004年、共著)
- 『服従実験とは何だったのか』 (Thomas Blass著、誠信書房、2008年、共訳)
共編著
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 新垣紀子「野島久雄さんの足跡」『認知科学』第19巻第2号、日本認知科学会、2012年、142-143頁、doi:10.11225/jcss.19.142。
- ^ a b c “ICC | 野島久雄”. NTT インターコミュニケーション・センター [ICC]. 2024年10月26日閲覧。
- ^ “【学会賞】野島久雄賞”. 日本認知科学会. 2024年10月26日閲覧。