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野呂加南子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野呂 加南子
Kanako Noro
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-07-08) 2000年7月8日(24歳)
出身地 日本の旗 青森県つがる市
ラテン文字 Kanako Noro
身長 174cm
体重 65kg
血液型 B[1]
選手情報
愛称 かなこ
ポジション OH
指高 223cm
利き手[1]
スパイク 294cm
ブロック 280cm[1]
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野呂 加南子(のろ かなこ、2000年7月8日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。

来歴

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青森県つがる市出身。小学2年生のときにバレーボールを始めた[1]

下北沢成徳高等学校時代は石川真佑大﨑琴未と共にチームの主力として、3年生の時は2019年1月の春高バレーこそ準決勝で敗れたものの[2]、平成30年度全国高等学校総合体育大会サオリーナ[3]および第73回国民体育大会三国体育館)との二冠を達成した[4]

2019年1月には石川、大﨑、そして水杉玲奈と共に東レアローズへの入団(内定)が決まる[5][6]。2019/20シーズンの開幕戦となるPFUブルーキャッツ戦(2019年10月19日)にてVリーグデビューを果たす[7]など、同シーズンは24試合に出場する。なお11月には、五所川原市民体育館でのリーグ戦(日立リヴァーレ戦、ヴィクトリーナ姫路戦)に出場、故郷に錦を飾っている[8][9]

黒後愛などの壁に阻まれ出場機会は限られているが、両選手が日本代表合流で不在となったVCupでは全試合にスタメン出場[10]、勝利したKUROBEアクアフェアリーズ戦では試合後の会見に選ばれる活躍を見せるなど[11]存在感を発揮した。

2021/22シーズンは黒後愛が休養のため離脱した関係で、オポジットとして出場するなど、チームに欠かせない戦力としてプレーの幅を広げている。

2023年、2022-23シーズン終了をもって東レアローズを退団し、現役引退[12][13]

人物・エピソード

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  • 一人っ子[1]
  • 2021年5月に滋賀県内で行われた東京五輪の大津市での最終聖火ランナーに、東レアローズの選手の一員として参加した[14]

所属チーム

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個人成績

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V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[15]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2019-20 東レ 24 57 33 11 2 33.3 1 0 0 0.0 0.19 0 - 92 1 1 7 21 6.0 63 15 21 40.5 11 0 2 13
V1 2020-21 27 55 239 72 10 30.1 13 2 0 15.4 1.31 5 0.09 92 3 2 6 30 12.0 150 57 36 50.0 72 5 5 82
V1 2021-22 34 67 165 42 8 25.5 1 1 0 100.0 0.63 6 0.09 130 0 6 6 35 10.2 193 80 48 53.9 42 6 6 54
V1 2022-23 37 96 460 178 21 38.7 3 1 0 33.3 1.85 16 0.17 249 1 4 6 54 6.8 490 203 127 54.4 178 16 5 199
通算:4シーズン 122 275 897 303 41 33.8 18 4 0 22.2 1.1 27 0.10 563 5 13 25 140 8.3 896 355 232 52.6 303 27 18 348

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『2020-21 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 WOMEN』、日本文化出版、2020年12月、67頁、ASIN B08KH3VJQC 
  2. ^ "石川真佑、涙…兄妹3冠の夢散る 下北沢成徳が準決勝で敗退/春高バレー". サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. 13 January 2019. 2019年9月17日閲覧
  3. ^ "インターハイ・バレーボール女子 下北沢成徳が3度目V、真っ向勝負で宿敵破る". 高校生新聞. 株式会社スクールパートナーズ. 5 August 2018. 2019年9月17日閲覧
  4. ^ 国体 成年女子は佐賀が連覇 少年女子は東京(下北沢成徳高校)が2冠” (HTML). 日本バレーボール協会 (2018年10月8日). 2019年9月17日閲覧。
  5. ^ 内定選手について”. 東レ・アローズ (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  6. ^ 東レ(女子)水杉玲奈(金蘭会)、石川真佑、野呂加南子、大崎琴未(下北沢成徳)の内定を発表”. バレーボールマガジン (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  7. ^ 東レアローズ対PFUブルーキャッツB帳票”. Vリーグ機構 (2019年10月19日). 2022年6月14日閲覧。
  8. ^ 東レアローズ対日立リヴァーレA帳票”. Vリーグ機構 (2019年11月30日). 2022年6月14日閲覧。
  9. ^ 東レアローズ対ヴィクトリーナ姫路A帳票”. Vリーグ機構 (2019年12月1日). 2022年6月14日閲覧。
  10. ^ V Cup 予選ラウンド Bグループラウンド一覧”. Vリーグ機構. 2022年6月14日閲覧。
  11. ^ 東レ・西川吉野「慌てるかと思ったが、意外と冷静にコートの中が見えた」、KUROBE・浮島杏加子「ブロックに力を入れてきたが、それ以前にサーブで崩されてしまった」V1女子 V Cup会見コメント”. バレーボールマガジン (2021年3月25日). 2021年7月26日閲覧。
  12. ^ 選手・スタッフの引退・退団について(ご報告)”. 東レアローズ (2023年5月24日). 2023年5月24日閲覧。
  13. ^ “東レ クラン・ヤナ、黒後愛、水杉玲奈、野呂加南子、坂本侑が退団。中田紫乃が現役を引退し、スタッフに V1女子”. バレーボールマガジン. (2023年5月24日). https://vbm.link/655783/ 2023年5月24日閲覧。 
  14. ^ 大津市の最終ランナーは東レアローズ女子バレーボール部の10人”. ぴわ湖大津経済新聞 (2021年5月28日). 2022年6月14日閲覧。
  15. ^ 野呂加南子|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2023年4月27日閲覧。

外部リンク

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