野口真未
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | NOGUCHI Mami | |||
国籍 | 日本国 | |||
競技 | 陸上 | |||
種目 | 走幅跳、三段跳 | |||
大学 | 熊本大学 / 京都大学法科大学院 | |||
生年月日 | 1996年8月27日(28歳) | |||
出身地 | 熊本市 | |||
身長 | 167 | |||
国内大会決勝 | 2012 ぎふ清流国体 | |||
自己ベスト | ||||
走幅跳 | 5m54[1] | |||
三段跳 | 11m67[1] | |||
編集 |
野口真未(のぐち まみ、1996年8月27日[2] - )は、日本の弁護士。ミス・ユニバース・ジャパン熊本代表としても知られる。
経歴
[編集]1996年8月27日、熊本県熊本市に[1] 生まれる。名前の由来は「真っすぐ未来へ羽ばたくように」[3]。
小学校4年のとき陸上を始める。
小学校6年の2008年8月30日、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場で行われた「日清食品カップ第24回全国小学生陸上競技交流大会」の「女子走幅跳決勝」で第6位。記録:4m57[4]。この年、平成20年度熊本市陸上競技記録会の「小6女子走幅跳」で年間1位獲得。記録:4m83[5]。
2009年10月24日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われた第40回ジュニアオリンピック陸上競技大会の「走幅跳」で8位入賞。記録:4m95[7]。
2010年6月19日、水前寺競技場で行われた第222回熊本市陸上競技記録会の「中2女子 100m」で優勝。記録:13秒4[8]。
2011年6月19日、熊本県民総合運動公園で行われた第26回熊本県中学校陸上競技選手権大会の「共通走幅跳」で準優勝。記録: 5m27[7]。
2011年10月8日、熊本県中体連陸上競技大会の「女子代表走幅跳決勝」で優勝。記録:5m52[7]。これは2017年9月30日現在、大会記録である[9]。
2012年4月1日、熊本県立済々黌高等学校入学[10]。
2012年6月1日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「熊本県高等学校総合体育大会陸上競技大会」の「女子走幅跳決勝」で第5位。記録5m18[10]。
2012年10月5日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた「ぎふ清流国体」の「少年女子B 走幅跳決勝」で第19位。記録:5m27[11]。
2013年9月13日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「第31回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会熊本県予選大会」の「女子4×100mリレー」で第7位。記録:51.89。 14日、「女子走幅跳」で優勝。記録:5m37[12]。
2014年6月12日、沖縄市陸上競技場で行われた「平成26年度 全九州高等学校総合体育大会」の「女子走幅跳 決勝」で第9位。記録:5m25[13]。
2015年7月4日、小郡市運動公園で行われた第5回小郡サマー陸上競技大会の「一般三段跳」で優勝。記録:10m20[14]。
2016年4月14日、熊本地震発生。熊本市北区の自宅は被災、家族全員で彼女の母校でもある北部中学校の体育館に避難。その後長崎県佐世保市の親戚宅に避難。佐世保市では復興支援の募金活動を行う。熊本に戻ってからも全国から訪れたボランティアたちの受付け業務や避難所へのおにぎり配布などに従事[6]。
スポーツニッポン新聞社の取材に対してこう語る:
ボランティア活動を通じて、全国の皆さんの応援を肌で感じて、感謝の気持ちを伝えると同時に、少しずつ前を向いて頑張っている熊本の姿を発信したいと思うようになりました
強い発信力を得たい、と、スパイクをハイヒールに履き替えてミス・ユニバース・ジャパン熊本大会にエントリー[6]。
2016年11月25日、熊本県立劇場で行われた[15] 2017ミス・ユニバース・ジャパン熊本大会決勝で優勝。熊本代表となる。ネット投票に基づく「くまもとウェブシティ総選挙賞」も獲得、スポンサーのネクストパワーやまと(株)(ソーラーを中心とした電力小売り事業。本社:鹿児島市)は賞品として実家の電気代を無料にすると発表[16]。
2017年、『スポーツニッポン』西部版(九州。山口・島根の一部)に月一回の連載コラム「熊本からのラブレター」を執筆。12月、全12回の掲載を無事終える。
2017年4月1日、日本陸上競技連盟の公認審判員登録[17]。
2017年4月22日、熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われた「平成29年度熊本陸上競技選手権大会」で審判員としての初仕事(「スタート 招集係」)[18]。翌日、同大会に選手として出場。「女子三段跳決勝」で6位[19]。記録:10m05[20]。
2017年7月24日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われたミス・ユニバース・ジャパン決勝に出場。入賞ならず[21]。
2017年11月3日、「第12回熊本大学ホームカミングデー」のファッションショーに出演[22]。
2018年1月28日、RKKの『昼でもよるめぐ』に出演[23]。
2018年1月28日、「熊本城市民シンポジウム」パネリスト[24]。
2018年3月25日、BSフジの特番『九州魅力発見旅~阿部桃子が訪ねる熊本・宮崎高千穂~』に出演。阿部桃子(ミス・ユニバース・ジャパン)に熊本の魅力を紹介した [25]。
2018年8月17日、『めざましテレビ』放送開始25周年の特別企画として、1964年の聖火リレーのコースを走る[26]。
2018年11月4日、「五中・五高・熊大130年を祝う会」司会者[27]。
2019年3月31日、熊本大学卒業。2019年、京都大学法科大学院入学[2][28]。
2020年、2020年東京オリンピックの聖火ランナーに内定する[29]。2月12日には聖火ランナーのお披露目イベントにも出演するが[30][31]、3月24日、国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会は、2020年東京オリンピックの延期を発表[32]。
2021年3月31日、法科大学院修了[33]。2021年5月6日、延期されていた聖火リレーが実施され、阿蘇市を走る[34]。
2021年9月7日、令和3年司法試験に合格。11月、司法研修所入所。2022年12月、第一東京弁護士会登録。2023年1月よりTMI総合法律事務所(東京都港区六本木)勤務[33]。
人物・その他
[編集]好きな食べ物はチーズフォンデュ。血液型:O型。特技は陸上競技(三段跳)・書道(毛筆)。趣味は旅行[3]。
出典
[編集]- ^ a b c 峰岸佑樹「元「ミスKUMAMOTO」綺麗に復興旗振り」『日刊スポーツ新聞』2020年7月8日。
- ^ a b 野口真未. “野口真未さんのプロフィールページ”. 野口真未のブログ. 2020年4月15日閲覧。
- ^ a b “PROFILE”. muj-kumamoto.com. ミス・ユニバース・ジャパン 熊本大会 事務局. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “女子 走幅跳 決勝”. gold.jaic.org. 陸上競技インフォメーションセンター. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “平成20年度記録会年間1位選手一欄” (PDF). kcrk.jp. 熊本市陸上競技協会. 2020年4月26日閲覧。
- ^ a b c 東山貴実 (2016年12月14日). “避難所暮らし、車中泊経て…野口真未さんミス・ユニバース熊本代表に”. sponichi.co.jp. (株)スポーツニッポン新聞. 2016年12月15日閲覧。
- ^ a b c “2009 第40回ジュニアオリンピック陸上競技大会結果(熊本)”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会. 2020年4月26日閲覧。
- ^ “第222回 熊本市陸上競技記録会成績一覧表”. wk.ixueshu.com. 2020年4月26日閲覧。
- ^ “女子代表 走幅跳 決勝”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会. 2020年4月26日閲覧。
- ^ a b “女子 走幅跳 決勝”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会. 2020年4月14日閲覧。
- ^ “競技結果一覧【陸上競技】”. gifukokutai2012.jp. 岐阜県教育委員会スポーツ健康課. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “第31回全九州高等学校陸上競技新人対校選手権大会熊本県予選大会” (PDF). kumamoto-kotairen.jp. 熊本県高等学校体育連盟. 2020年4月14日閲覧。
- ^ “女子 走幅跳 決勝”. gold.jaic.org. 陸上競技インフォメーションセンター (2014年6月14日). 2020年4月14日閲覧。
- ^ “第5回小郡サマー陸上競技大会 決勝記録表”. fukuriku.com. 一般財団法人福岡陸上競技協会. 2020年4月26日閲覧。
- ^ 柴尾稔生 (2016年10月25日). “タオ号でミスがポージング?”. tao.co.jp. 合資会社 カフェ・ラ・タオ. 2020年4月14日閲覧。
- ^ “2017ミス・ユニバース熊本代表決定!”. answerplus.co.jp. 株式会社アンサー・インターナショナル (2016年11月26日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ 野口真未 (2017年4月22日). “審判デビューしました”. 野口真未のブログ. 2020年8月4日閲覧。
- ^ 野口真未 (2017年12月31日). “2017年 「陸上」”. 野口真未のブログ. 2020年8月4日閲覧。
- ^ 「次は“美„の大会」『熊本日日新聞』2017年4月24日。
- ^ “女子 三段跳 決勝”. kumariku.org. 熊本陸上競技協会 (2017年4月23日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “ROAD TO MISS UNIVERSE JAPAN 2017”. missosology.info. 2017年2月24日閲覧。
- ^ 松田亨 (2017年11月12日). “第12回熊本大学ホームカミングデー”. web-dousoukai.com. 熊本大学関西武夫原会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “ミスユニバース”. rkk.jp. (株)熊本放送 (2018年1月28日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ 「みんなの熊本城・熊本城迎春行事」『くまもと市政だより』第837号、熊本市広報課、2017年12月25日、5頁。
- ^ “九州魅力発見旅~阿部桃子が訪ねる熊本・宮崎高千穂~ 乞うご期待!”. fte.co.jp. FTエンタテインメント株式会社 (2018年3月15日). 2020年4月15日閲覧。
- ^ “「日本つながるプロジェクト」鹿児島のキラビトたちがつないだたすきは、8月4日土曜日、熊本へ。”. fujitv.co.jp. Fuji Television Network, Inc. 2020年4月15日閲覧。
- ^ “五中・五高・熊大130年を祝う会”. kumamoto-u-ri-dousoukai.jp. 熊本大学理学部同窓会. 2020年4月15日閲覧。
- ^ 本人のブログでは令和元年となっている。これに従うと5月1日以降となる
- ^ “心の復興の旗振り役に 熊本県ピックアップ聖火ランナー 野口真未さん”. tokyo2020.org. 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 (2020年3月13日). 2019年4月14日閲覧。
- ^ 伊藤綾 (2020年2月14日). “「コカ・コーラ」レッドが全国を巡る! 聖火リレーオリジナル車両を公開”. news.mynavi.jp. 2020年4月15日閲覧。
- ^ 嶋田昇平「「一歩ずつ大切に走る」聖火ランナーに野口さん」『熊本日日新聞』2020年2月13日。
- ^ “大切なお知らせ”. tokyo2020.org. 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会. 2019年4月14日閲覧。
- ^ a b “野口真未”. TMI総合法律事務所. 2024年1月1日閲覧。
- ^ 野口真未 (2021年5月6日). “応援ありがとうございました”. 野口真未のブログ. 2021年5月8日閲覧。
- ^ 「特集 選抜優勝から60年」『済々黌』第34号、済々黌同窓会、熊本市中央区、2018年。