里見元一郎
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里見 元一郎(さとみ もといちろう、1928年[1] - )は、日本の歴史学者、清泉女子大学名誉教授[2]。専門は西洋中世史。
来歴
[編集]静岡県静岡市生まれ。旧制静岡県立静岡中学校、旧制静岡高等学校を経て[3]、1952年、東京大学文学部西洋史学科卒業。東京都立白鷗高等学校、東京都立深川高等学校教員から、1964年、東海大学文学部助教授、1967年、清泉女子大学文学部キリスト教文化学科助教授。教授を経て、1999年、同大退職、名誉教授。
著書
[編集]- 『ヨハン・ホイジンガ その歴史観と文明論』近代文芸社新書 2001.10
- 『西欧中世の宮廷文明』近代文芸社新書 2003.3
共編著
[編集]翻訳
[編集]- ホイジンガ『中世の秋』 兼岩正夫共訳、創文社、1958、度々再版。改訂版・河出書房新社「選集 6」、1972。角川文庫(上下)、1976、改装版1984
- ホイジンガ『文化史の課題』東海大学出版会、1965、改訂版1978.9
- ホイジンガ『ホモ・ルーデンス : 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み』河出書房新社「選集1」、1971[4]/改訂版 講談社学術文庫 2018.3
- ホイジンガ『ルネサンスとリアリズム』共訳、河出書房新社「選集 4」、1971
- 『祖国の歴史より ホイジンガ歴史画集』訳・解説、河出書房新社 1972
- ピエール・ミルザ ほか『フランス : その人々の歴史』 尚樹啓太郎共訳、帝国書院 1980.9
脚注
[編集]- ^ “里見 元一郎 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年6月26日閲覧。
- ^ 清泉女子大学 名誉教授一覧
- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 83頁。
- ^ 単行判1974。選集は全6巻、1989-91年に新版