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釈海賢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

釈 海賢( shihaixian、1900年 - 2013年)は、中国高僧河南省南陽の出身。海賢老和尚、海賢法師とも呼ばれる。

生涯

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1900年生まれで、20歳で出家、23歳で受戒した。苦を師とし、戒を師して、一生涯に念仏を唱えた[1]。老和尚は112歳になるまで、非常に闊達で生活のすべてを自身でこなした。農作業もこなし、袈裟などの針仕事もこなし、しいては柿の木に登って柿をとったりもした。2013年に自身が住職を務めた来佛寺で安らかに円寂。その後、肉身菩薩となった[2]

こんな逸話が残っている。ある日、老和尚は崖にある小道を歩いていたところ、一匹の狼に出会った。老和尚は因果を深く信じており、逃げても無駄だと思い「借りがあるなら命で返そう」そう思い、念仏を唱え始めた。すると狼は前に来て、彼のズボンを噛み、山の洞窟へと引っ張っていった。そこにはメスの狼がおり、難産のためそこに死んでいた。彼は目を閉じて必死に南無阿弥陀仏と唱えた。十分ほどすると、なんと母狼が目を覚まし、五匹の狼が生まれた。オス狼は頭を垂れ感謝したとのこと。老和尚は、「悪いことはせず、善を行い、以後は畜生道に来てはいけません。仏道の成就のほうがどんなにいいことか」と言ったとされる[3]

老和尚は一生涯を質素に過ごした。人々によく「念仏です。他は全部偽物なのですから(要念佛啊,其余啥都是假的啊!)」と話している[4]。高僧で有名な浄空法師は「老和尚は百十二歳で往生されました。一生の修行はすばらしく、正知正見、正法をひろめ、彼を見習う人は多くいます。これは仏門における立派な漢です(一位老法师,一百一十二岁往生了。一生修行得很好,正知正见,弘护正法,跟他学习的人很多,这在佛门里面称为丈夫)」と称している[3]

脚注

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  1. ^ 海贤法师_360百科”. baike.so.com. 2020年11月24日閲覧。
  2. ^ 海贤老和尚肉身不坏表法圆满--学佛网”. www.xuefo.net. 2020年11月24日閲覧。
  3. ^ a b 海贤老和尚生平修行事迹--学佛网”. www.xuefo.net. 2020年11月24日閲覧。
  4. ^ 海贤老和尚给我们说了一句真话_菩萨” (英語). www.sohu.com. 2020年11月24日閲覧。