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酒田灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酒田灯台
酒田灯台の位置(山形県内)
酒田灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
1380 [M7082]
位置 北緯38度56分45秒 東経139度48分58秒 / 北緯38.94583度 東経139.81611度 / 38.94583; 139.81611座標: 北緯38度56分45秒 東経139度48分58秒 / 北緯38.94583度 東経139.81611度 / 38.94583; 139.81611
所在地 山形市酒田市高砂231
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート
レンズ LB-40型灯器
灯質 単閃白光 毎8秒に1閃光
実効光度 300,000 cd
光達距離 17.5海里(約32km)
明弧 18度から198度まで
塔高 30 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 41.5 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1895年明治28年)10月20日
管轄 海上保安庁
第二管区海上保安本部
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日和山公園内に移築されている初代酒田灯台 ライトアップの様子 (2011年11月)

酒田灯台(さかたとうだい)は、山形県酒田市高砂にある酒田北港内にある灯台で、現在3代目になる。酒田港に入港する船舶及び、付近を航行する船舶の目印となっている。施設は、酒田北港緑地展望台の上部に設置されており、展望室を併設した、デザイン灯台。そこからは、日本海や酒田北港を一望することが出来る他、酒田港に関する展示施設「港ものしり館」がある。

灯台の近くには、海上保安庁酒田ディファレンシャルGPS局が設置され船舶の航行支援を行っていたが、平成31年3月に廃止された。

初代の木製灯台は日和山公園内に移築保存されている。

灯台のある酒田北港緑地内には多目的広場も存在する。

歴史

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  • 1895年明治28年)10月20日最上川左岸に初代の木造灯台(日和山灯台)が初点灯される[1]
  • 1919年大正8年)8月30日:灯質、燭光数、光達距離変更[2]
  • 1923年(大正12年)
    • 8月25日:移転工事のため最上川右岸(北緯38度55分43秒、東経139度48分27秒)にて仮灯点灯[3]
    • 10月16日:最上川右岸への移転工事完了し本灯点灯[4]、位置は北緯38度55分42秒、東経139度48分27秒(現在の石油基地付近)。
  • 1925年(大正14年)4月12日:燭光数変更[5]
  • 1926年(大正15年)8月31日:明弧変更[6]
  • 1958年昭和33年)4月1日:移転し2代目のコンクリート造に変わる[7]、位置は北緯38度56分41.9秒、東経139度49分16.5秒。
  • 1999年平成11年)4月1日:酒田ディファレンシャルGPS局設置[8]
  • 2000年(平成12年)4月:酒田北港緑地展望台の上に移転し、3代目の現在のものに変わる[9]
  • 2019年(平成31年)3月1日:酒田ディファレンシャルGPS局廃止[8]

交通

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JR酒田駅からタクシー20分

周辺情報

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関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 逓信省告示第146号. 官報. 1895年09月26日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  2. ^ 逓信省告示第1110号. 官報. 1919年09月02日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  3. ^ 逓信省告示第1394号. 官報. 1923年08月25日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  4. ^ 逓信省告示第1531号. 官報. 1923年10月22日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  5. ^ 逓信省告示第603号. 官報. 1925年04月16日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  6. ^ 逓信省告示第1708号. 官報. 1926年09月04日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月17日閲覧。
  7. ^ 昭和33年3月26日海上保安庁告示第48号
  8. ^ a b ディファレンシャル GPS 局の廃止について”. 第二管区海上保安本部. 2021年11月24日閲覧。
  9. ^ パンフレット (PDF) - 山形県