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酒澤茂之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

酒澤 茂之(さかざわ しげゆき)は、日本の情報通信工学者。大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科教授。工学博士(神戸大学)。電子情報通信学会フェロー映像情報メディア学会フェロー。

主な専門は、マルチメディア情報通信・ネットワーク工学、コンテンツセキュリティなど。主な所属学会は、電子情報通信学会[1]、映像情報メディア学会[2]画像電子学会[3]情報処理学会[4]

来歴

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1986年兵庫県立明石西高等学校卒業。1990年神戸大学工学部電子工学科卒業。1992年神戸大学大学院工学研究科修士課程修了[5]

その後、KDDI研究所にて情報通信・コンテンツセキュリティ・画像処理の研究に従事し[6]、2005年神戸大学にて博士(工学)の学位を取得[7]。2017年大阪工業大学情報科学部に着任。2022年現在、同学部ネットワークデザイン学科教授[8]

学外では、電子情報通信学会フェロー[1]・マルチメディア情報ハイディングエンリッチメント研究専門委員会委員[9]、映像情報メディア学会フェロー・関西支部運営委員[2]画像電子学会企画理事[10]などの役職を務めた。

主な受賞

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  • 日本ITU協会功労賞:2015年[11]
  • PCSJ/IMPS優秀論文賞:2019年[12]

著書

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  • インターネット教科書[下巻]』(共著)IEインスティテュート、2000年
  • H.323/MPEG-4教科書』(共著)IEインスティテュート、2001年
  • 『電子透かし技術』(共著)東京電機大学出版局、2003年

主な研究

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脚注

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  1. ^ a b 酒澤茂之「これからの電子情報通信エンジニア」『情報・システムソサイエティ誌』第22巻第3号、電子情報通信学会、2017年、15-16頁、doi:10.1587/ieiceissjournal.22.3_15ISSN 2189-9797 
  2. ^ a b 第65回定時社員総会資料 (PDF) - 映像情報メディア学会(2019年5月31日、27ページ目と74ページ目、77ページ目を参照)
  3. ^ 足立孝正, 趙亮, 酒澤茂之, 山本英雄「電子透かし技術MPmarkの非圧縮ドメインにおける透かし検出」『画像電子学会研究会講演予稿』第05-01巻画像電子学会第218回研究会講演予稿、2005年、29-32頁、doi:10.11371/wiieej.05-01.0_29  (Paid subscription required要購読契約)
  4. ^ 第112回オーディオビジュアル複合情報処理研究発表会 情報処理学会
  5. ^ 2012年度代表会員名簿 情報処理学会
  6. ^ 酒澤 茂之 CiNii
  7. ^ 酒澤茂之『高信頼度高能率映像配信サービス実現のためのコンテンツハンドリング技術に関する研究』 神戸大学〈博士 (工学) 乙第2794号〉、2005年。hdl:20.500.14094/D2002794NAID 500000332756https://hdl.handle.net/20.500.14094/D2002794 
  8. ^ 酒澤茂之教授がPCSJ/IMPS2019で優秀論文賞を受賞 大阪工業大学
  9. ^ マルチメディア情報ハイディング・エンリッチメント研究会 (EMM) (2022年度~) 電子情報通信学会
  10. ^ 酒澤 茂之 researchmap
  11. ^ 受賞・表彰歴一覧 2015年 - KDDI
  12. ^ PCSJ / IMPS 2019 各受賞論文 IMPS
  13. ^ 10x10画素ロゴを表現可能な深層学習電子透かし方式 電子情報通信学会

外部リンク

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