酒悦
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒108-0075 東京都港区港南2-13-40 品川TSビル7階 |
本店所在地 |
〒110-0005 東京都台東区上野2-7-11 |
設立 |
1934年11月 (1675年創業) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 7010501005548 |
事業内容 | 食品製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 松田和久 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 260人 |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 東洋水産 100% |
外部リンク |
www |
株式会社酒悦(しゅえつ)は、漬物・佃煮・惣菜を手がける食品製造販売業者。1675年(延宝3年)創業で、福神漬、のり佃煮、くきわかめ(佃煮)の初祖メーカーとしても知られている。1983年に東洋水産のグループ会社となっている[1]。本社所在地は東京都港区、本店所在地は台東区上野。
歴史
[編集]1675年(延宝3年)、伊勢国山田出身[2]の野田清右衛門が本郷に「山田屋」を開いたことをもって創業とする[3]。当初は伊勢(あるいは東海地方[2])から取り寄せた海産物を扱っていた[3]。
のちに、寛永寺門前の上野池之端に移転[3]。酒の肴となる珍味類(うにやこのわた、海苔、香煎[2])も取り扱うようになった[3]。「酒悦」の屋号は輪王寺門跡[注釈 1]から賜ったものとされる[3]。
福神漬は、1878年(明治10年)頃に15代当主の野田清右衛門によって発明されたとされる[2]。
しかしライバルの桃屋に市場を奪われ経営が悪化し、1977年(昭和52年)に経営破綻した[5]。 一説には、設備投資に関する借金の金利負担を軽減するため、1973年(昭和48年)に始めた低価格品への参入が、かえってブランドイメージを悪化させるなど経営に悪影響を及ぼしたとされる[6]:84-85。その後1983年(昭和58年)に東洋水産が同社を傘下に収め現在に至っている[1][5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “マルちゃんのひみつ”. 東洋水産. 2021年7月17日閲覧。
- ^ a b c d “【酒悦の歴史】と【福神漬の由来】”. Yahoo ショッピング. 酒悦. 2021年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e f “会社情報”. 酒悦. 2021年7月15日閲覧。
- ^ “東京各社撰抜新聞”. =ニュースの誕生――かわら版と新聞錦絵の情報世界」. 東京大学総合研究博物館. 2021年7月17日閲覧。
- ^ a b 上野慎一 (2021年6月29日). “【おさらい】「造船」だけど造船やってません。「水産」だけどインスタント麺が主力です。社名がいつでも「名は体を表す」わけではない!”. ファイナンシャルフィールド. 2021年7月17日閲覧。
- ^ 石名坂邦昭「経営戦略とリスク・マネジメント」『文研論集』第90号、生命保険文化研究所、1990年、NAID 40004561528、2021年7月17日閲覧。