酒井智宏
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人物情報 | |
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生誕 |
1974年 日本 山口県宇部市 |
居住 | 東京都 |
出身校 |
慶應義塾大学(学部) 東京大学(修士課程、博士課程) パリ第8大学(DEA課程、博士課程) |
学問 | |
研究分野 |
言語学 言語哲学 |
研究機関 |
早稲田大学(2014年 - ) 跡見学園女子大学(2011年 - 2014年) |
博士課程指導教員 | Pierre Cadiot |
指導教員 | 唐須教光 |
学位 |
博士(学術) Docteur en Sciences du Langage |
影響を受けた人物 | 坂原茂 |
学会 |
日本フランス語学会 日本フランス語フランス文学会 日本言語学会 日本認知言語学会 日本語用論学会 関西言語学会 オーストラリア言語学会 |
酒井 智宏(さかい ともひろ、1974年 - )は、日本の言語学者。早稲田大学文学学術院教授。学位は、博士(学術)[1]、Docteur en Sciences du Langage[2]。
略歴
[編集]- 1997年3月 慶應義塾大学文学部文学科英米文学専攻 卒業
- 1999年3月 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻修士課程修了、修士(学術)
- 2002年10月 フランス・パリ第8大学言語学専攻DEA課程修了、DEA en Sciences du Langage
- 2003年10月 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了、博士(学術)
- 2004年1月 フランス・パリ第8大学言語学専攻博士課程修了、Docteur en Sciences du Langage
- 2006年4月〜2009年3月 日本学術振興会特別研究員PD
- 2011年4月〜2014年3月 跡見学園女子大学文学部人文学科助教
- 2014年4月〜2019年3月 早稲田大学文学学術院准教授
- 2019年4月 早稲田大学文学学術院教授[3]
非常勤歴
[編集]- 2003年10月~2006年3月 東京大学大学院総合文化研究科21世紀COE 「心とことば―進化認知科学的展開」研究拠点形成特任研究員
- 2005年4月~2007年3月 目白大学人文学部言語文化学科(岩槻キャンパス)非常勤講師
- 2005年8月~2007年3月 明星大学日本文化学部言語文化学科(青梅校)非常勤講師
- 2005年10月~2007年3月 慶應義塾外国語学校非常勤講師
- 2006年4月~2014年3月 慶應義塾大学法学部非常勤講師
- 2009年4月~2009年9月 東京大学大学院人文社会系研究科非常勤講師
- 2009年4月~2013年3月 慶應義塾外国語学校非常勤講師
- 2009年4月~2011年3月 千葉商科大学政策情報学部非常勤講師
- 2009年4月~2011年3月 青山学院大学非常勤講師
- 2009年4月~2011年3月 東京大学大学院総合文化研究科学術研究員
- 2010年4月~2011年3月 東京農工大学非常勤講師
- 2010年9月~現在 東京言語研究所理論言語学講座講師
- 2011年4月~2011年9月 立教大学文学部非常勤講師
- 2011年9月~2012年3月 成蹊大学文学部非常勤講師
- 2013年4月~現在 慶應義塾大学外国語教育研究センター非常勤講師
エピソード
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 大学2年次(1994年9月)よりフランス語を独学で学び[4]、2001年9月フランス政府給費留学生としてパリ第8大学に留学。
- 2003年10月23日にフランス語統語論に関する博士論文で東京大学より博士(学術)の学位を取得し、その3ヶ月後の2004年1月26日に意味論に関する博士論文でパリ第8大学より言語学博士号(Docteur en Sciences du Langage)を取得。[5]
- 当初は認知言語学(特にジル・フォコニエのメンタル・スペース理論)に基づく研究を行っていたが、2008年ごろより徐々に哲学的アプローチにシフトしていった。
- 日本フランス語学会2010年度シンポジウム「フランス語学と意味の他者」(企画・司会: 酒井智宏、2010年5月29日、早稲田大学)がきっかけとなって、言語学者の西村義樹と哲学者の野矢茂樹の共著『言語学の教室—哲学者と学ぶ認知言語学—』(中公新書、2013年)の企画が成立した[6]。
- 2010年度より東京言語研究所理論言語学講座にて「言語哲学」を講じる。
- もともと主に語学教員(フランス語、のち英語も)としてキャリアをスタートしたが、早稲田大学文学学術院では語学科目は担当せず、認知言語学、生成文法、形式意味論、語用論、言語的相対論など、複数の領域・学派にわたる講義・専門演習・ゼミを担当している。[7]
- ニコニコ生放送の番組「くろしおトークライブ」第7回(2014年10月15日)に出演し、言語学者の畠山雄二と対談した[8]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『トートロジーの意味を構築する-「意味」のない日常言語の意味論-』くろしお出版、初版第一刷2012年、初版第二刷2016年。ISBN 978-4874245651。
共著
[編集]- 髭 郁彦・川島 浩一郎・渡邊 淳也編著 編『フランス語学小事典』駿河台出版社、2011年。ISBN 978-4-411-02126-7。
脚注
[編集]- ^ “学位論文要旨詳細”. 東京大学附属図書館・情報基盤センター. 2015年10月22日閲覧。
- ^ “Connexions trans-spatiales et énoncés tautologiques en japonais”. theses.fr. 2015年10月22日閲覧。
- ^ “研究者データベース”. 早稲田大学. 2015年10月22日閲覧。
- ^ “ニューズレター第17号” (PDF). 日本フランス語学会. 2015年10月21日閲覧。
- ^ “業績”. 酒井智宏 個人HP. 2015年10月21日閲覧。
- ^ 西村義樹・野矢茂樹(著)(2013)『言語学の教室』「おわりに」p.215
- ^ “カテゴリー(シラバス) 2015秋学期”. 早稲田大学. 2015年10月22日閲覧。
- ^ “くろしおトークライブ”. niconico. 2015年10月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 酒井 智宏 - 早稲田大学