鄭勲
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獲得メダル | ||
---|---|---|
大韓民国 | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
銅 | 1992 バルセロナ | 71 kg級 |
世界柔道選手権 | ||
金 | 1993 ハミルトン | 71 kg級 |
銅 | 1991 バルセロナ | 71 kg級 |
鄭 勲(チョン・フン、朝: 정훈、英: Chung Hoon、1969年4月29日- )は韓国の扶安郡出身の柔道家。階級は71 kg級[1]。
人物
[編集]1990年のアジア大会柔道準決勝では、古賀稔彦に出足払で有効に近いポイントを取られながらも判定勝ちすると[注 1][2]、決勝では北朝鮮の李昌寿を縦四方固で破って優勝した。1991年の世界選手権では、3位決定戦でハイトシュ・ベルタランを技ありで破って3位となった。1992年バルセロナオリンピックでは準決勝でハイトシュに体落で敗れて3位に終わった。1993年の世界選手権では決勝でハイトシュを2-1の判定で破って優勝した。1994年のアジア大会で2連覇を達成すると引退を表明した。引退後は韓国代表チームの監督を務めると、2012年のロンドンオリンピックでは金メダル2つをもたらした。2014年には中国の男子代表監督になった。2016年リオデジャネイロオリンピックでは男子90 kg級の程訓釗が銅メダルを獲得したことにより、柔道競技で中国男子に初のメダルをもたらすことになった。契約が切れるリオデジャネイロオリンピック後には韓国に戻って大学で指導にあたるという[3]。
主な戦績
[編集]- 1990年 - アジア大会 優勝
- 1990年 - 嘉納杯 5位
- 1991年 - フランス国際 2位
- 1991年 - ブルガリア国際 3位
- 1991年 - 世界選手権 3位
- 1991年 - アジア選手権 優勝
- 1992年 - フランス国際 優勝
- 1992年 - バルセロナオリンピック 3位
- 1993年 - 東アジア大会 3位
- 1993年 - 世界選手権 優勝
- 1994年 - グッドウィルゲームズ 優勝
- 1994年 - アジア大会 優勝
出演映像
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 後日、審判員はこの判定を謝罪した
出典
[編集]- ^ Jeong Hun Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ 「特集 第11回アジア大会柔道競技」近代柔道 ベースボールマガジン社、1990年11月号、9頁
- ^ Korean coach Chung Hoon works for China in Rio
- ^ Invincible Youth 2 (청춘불패 2) - Ep.38: with National Judo Champions. YouTube (朝鮮語、英語字幕). KBS Worldチャンネル. 15 May 2014. 2020年7月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 鄭勲 - JudoInside.com のプロフィール