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鄭 元偉(てい げんい、1792年 - 1864年[1])は、琉球王国の書家。久米村出身。書家・鄭嘉訓の二男。名は長烈。号は善橋。小禄間切湖城村の地頭となったことから湖城親方と称される。楷書にすぐれ、父・嘉訓と同じく、薩摩藩主と親しくなり、優れた書を残している。官僚としても活躍し、1842年、徳川家慶の征夷大将軍就任の慶賀使に儀衛正として随行した。紫禁大夫、総理唐栄司を務める[2][3]。
- ^ 蔡大鼎「輓鄭公善橋文」『續欽思堂集』(『蔡大鼎関連資料集6』、うるま市教育委員会、2015年)67頁。
- ^ 鄭元偉 - 『最新版 沖縄コンパクト事典』琉球新報社、2003年3月(琉球新報ウェブサイト)、2017年7月1日閲覧。
- ^ 『沖縄大百科事典』「鄭元偉」