都逢渉
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都 逢渉[1](ト・ボンソプ、朝鮮語: 도봉섭、1904年4月8日 - 没年不詳)は、大韓民国の植物学者、薬学者。北朝鮮の政治家。第2期最高人民会議代議員。本貫は星州都氏。妻は画家の鄭燦英[2]。
経歴
[編集]咸鏡南道出身。東京帝国大学(現・東京大学)医学部薬学科卒[3]。1945年11月から1946年10月まで初代朝鮮生物学会(現・韓国生物科学協会)会長を務め、1946年から1949年まで初代朝鮮薬学会(現・大韓薬学会)会長を務めた[4]。朝鮮戦争中の1950年9月26日午前ごろ、大学へ出勤後に行方不明になった。北朝鮮側の関係者2名によって拉致されたと見られる。以後平壌医科大学の教授、第2期最高人民会議代議員を務めた痕跡がある[5]。その後の消息、没年不明。
脚注
[編集]- ^ “5255.도봉섭 - 6·25전쟁납북인사가족협의회”. www.kwafu.org. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “星州都氏 大同譜”. 星州都氏大宗会. pp. 3084-3085. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “今年春(금년춘)에卒業(졸업)한 東京朝鮮留學生(동경조선유학생)”. NAVER Newslibrary. 조선일보 (1930年2月27日). 2023年8月16日閲覧。
- ^ “대한약학회” (朝鮮語). 대한약학회. 2023年8月16日閲覧。
- ^ 霞関会 編『現代朝鮮人名辞典 1962年版』世界ジャーナル社、1962年8月1日、321 - 322頁。NDLJP:2973328/220。