都出比呂志
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都出 比呂志(つで ひろし、1942年1月1日 - )は、大阪府大阪市出身の日本の考古学者。大阪大学名誉教授。文学博士(大阪大学・論文博士・1989年)。初期国家論を基に前方後円墳体制論を提唱した。
略歴
[編集]- 1964年3月 京都大学文学部卒業
- 1968年7月 京都大学大学院文学研究科考古学専攻博士課程中退
- 1968年8月 京都大学文学部助手
- 1977年4月 滋賀大学教育学部助教授
- 1979年4月 大阪大学文学部助教授
- 1988年4月 大阪大学文学部教授
- 1999年4月 大阪大学大学院文学研究科教授
- 2003年 退職。名誉教授
受賞歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『竪穴式石室の地域性の研究』大阪大学文学部国史研究室、1986年
- 『日本農耕社会の成立過程』岩波書店、1989年
- 『王陵の考古学』岩波書店、2000年
- 『前方後円墳と社会』塙書房、2005年
- 『古代国家はいつ成立したか』岩波新書、岩波書店、2011年
- 『古墳時代に魅せられて』大阪大学出版会〈阪大リーブル 65〉、2018年
編著
[編集]- 『古墳時代の王と民衆』講談社、1989年
- 『邪馬台国の時代』木耳社、1990年
- 『日本古代の葬制と社会関係の基礎的研究』大阪大学文学部、1995年
- 『古代史の論点4 権力と国家と戦争』小学館、1998年
- 『古代国家はこうして生まれた』角川書店、1998年
- 『古代史の論点2 女と男、家と村』小学館、2000年
- 『古代史の論点1 環境と食料生産』小学館、2000年
他
[編集]- 「乙訓の文化遺産を守る会」前会長(中山修一1966年設立)