都倉武之
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都倉 武之(とくら たけゆき、1979年 - )は、日本の政治史学者。専攻は近代日本政治史。慶應義塾福澤研究センター准教授。
概要
[編集]慶應義塾福澤研究センター准教授。専攻は近代日本政治史。
略歴
[編集]- 1979年(昭和54年)- 出生。
- 1998年(平成10年)3月 - 慶應義塾高等学校卒業[1]。
- 2002年(平成14年)3月 - 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
- 2004年(平成16年)3月 - 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了。
- 2004年(平成16年)4月 - 武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部助手(~2006年3月)。
- 2004年(平成16年)9月 - 武蔵野学院大学国際センター研究員(講師)兼任(~2006年9月)。
- 2006年(平成18年)10月 - 武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師(~2007年9月)。
- 2007年(平成19年)3月 - 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。
- 2007年(平成19年)10月 - 慶應義塾福澤研究センター専任講師。
- 2011年(平成23年) - 慶應義塾福澤研究センター准教授。
著作
[編集]編書・共書・共編書
[編集]- 「第5章 日清戦争軍資醵集運動と福沢諭吉」『戦前日本の政治と市民意識』寺崎修・玉井清編著、慶應義塾大学出版会〈叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 9〉、2005年3月。ISBN 4-7664-1143-9 。
- 「第4章 朝鮮改革運動」『近代日本の政治』寺崎修編著、法律文化社〈シリーズ日本の政治 第2巻〉、2006年4月。ISBN 4-589-02947-2 。
- 「第6章 福沢諭吉の朝鮮問題――「文明主義」と「義侠心」をめぐって」『福沢諭吉の思想と近代化構想』寺崎修編著、慶應義塾大学出版会〈叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 30〉、2008年1月。ISBN 978-4-7664-1452-3 。
- 小泉妙『父小泉信三を語る』山内慶太・神吉創二・都倉武之 編、慶應義塾大学出版会〈叢書21COE-CCC多文化世界における市民意識の動態 30〉、2008年5月。ISBN 978-4-7664-1526-1 。
- 山内, 慶太、神吉, 創二、都倉, 武之 編『アルバム 小泉信三』慶應義塾大学出版会、2009年8月20日。ISBN 978-4-7664-1665-7 。
- 青木功一「解説――青木説からの展望 1 時事新報論説研究をめぐる諸問題」『福澤諭吉のアジア』慶應義塾大学出版会、2011年6月30日。ISBN 978-4-7664-1763-0 。
- 小泉信三 講演「監修・解説」『小泉信三「福澤諭吉を語る」』慶應義塾大学出版会〈CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演 1〉、2011年7月20日。ISBN 978-4-7664-1845-3 。 - 内容は音声CD3枚と解説冊子20頁。
雑誌記事
[編集]- 「福沢諭吉関係新資料紹介 朝鮮王族義和宮留学と福沢諭吉」『近代日本研究』第22号、慶應義塾福沢研究センター、2005年、pp. 341-354。
- 「日本における治安法形成の政治的問題点――戦前との対比において(危機管理政策の現状と課題――テロ関連)」『武蔵野学院大学日本総合研究所研究紀要』第3号、武蔵野学院大学日本総合研究所、2005年、pp. 128-134。
- 「日本における治安法形成の政治的問題点(2)明治20年・保安条例を材料に(危機管理政策の現状と課題(2)テロ関連)」『武蔵野学院大学日本総合研究所研究紀要』第4号、武蔵野学院大学日本総合研究所、2006年、pp. 124-131。
- 「明治27年・甲午改革における日本人顧問官派遣問題――後藤象二郎渡韓計画を中心に」『武蔵野短期大学研究紀要』第20号、武蔵野短期大学、2006年、pp. 131-145。
- 「草創期メディア・イベントとしての義捐金募集――『時事新報』を中心に(1)」『日欧比較文化研究』第5号、日欧比較文化研究会、2006年4月、pp. 34-44。
- 「草創期メディア・イベントとしての義捐金募集――『時事新報』を中心に(2)」『日欧比較文化研究』第6号、日欧比較文化研究会、2006年10月、pp. 30-41。
- 「明治十八年・井上角五郎官吏侮辱事件(1)密書提出経緯と裁判経過を中心に(特集 慶應義塾創立百五十年・慶應義塾福沢研究センター開設二十五年)」『近代日本研究』第24号、慶應義塾福沢研究センター、2007年、pp. 107-176。
- 「福沢諭吉 慶應義塾の誕生と継承(特集 早稲田と慶應)」『國文學 解釈と教材の研究』第762号、學燈社、2008年2月、pp. 34-41。
脚注
[編集]- ^ “慶應義塾高等学校同窓会”. 2022年7月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 慶應義塾大学出版会|慶應義塾・福澤諭吉|ウェブでしか読めない|時事新報史
- 第1回:『時事新報』の創刊
- 第2回:創刊前史 明治十四年の政変
- 第3回:慶應義塾出版社
- 第4回:創刊当初の評判
- 第5回:官民調和論とは?(1)~「波」への関心~
- 第6回:「官民調和論」とは?(2) ~「方便」としての社説~
- 第7回:発行停止の洗礼
- 第8回:政党機関紙の盛衰と福地桜痴
- 第9回:『時事新報』論説をめぐって(1) ~論説執筆者認定論争~
- 第10回:『時事新報』論説をめぐって(2) ~「我輩」は『時事新報』である~
- 第11回:初代社長・中上川彦次郎 明治15年3月~明治20年4月
- 第12回:水戸出身記者の入社
- 第13回:中上川社長時代の社員たち
- 第14回:中上川時代の論説
- 第15回:朝鮮問題① 壬午事変の出兵論
- 第16回:朝鮮問題② 「脱亜論」の周辺
- 第17回 売薬営業毀損事件
- 第18回 経営の重視 ~紙面改良の工夫とその批判~
- 第19回 社屋の移転 日本橋を経て銀座へ
- 第20回 中上川時代余滴
- 第21回 中上川社長の退社
- (番外編)時事新報資料の現状~「未来をひらく福沢諭吉展」開催を通して~