遠藤耕太郎
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遠藤 耕太郎(えんどう こうたろう、1966年[1]6月25日 - )は、日本の日本文学研究者。専門は日本古代文学、中国少数民族文化。趣味:トランペット演奏。
来歴
[編集]長野県岡谷市生まれ[2]。長野県諏訪清陵高等学校を経て、1998年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学[1]。日本学術振興会特別研究員PD、共立女子短期大学非常勤講師等を経て、共立女子大学文芸学部教授[1]。一般社団法人アジア民族文化学会代表理事[1][3]。
1997年から中国雲南省の少数民族の村に入り、歌謡や葬礼に関する映像資料を収集している[1]。2021年、『万葉集の起源―東アジアに息づく抒情の系譜』で第38回志田延義賞を受賞[4]。
著書
[編集]- 『モソ人母系社会の歌世界調査記録』(大修館書店、2003年)
- 『古代の歌―アジアの歌文化と日本古代文学』(瑞木書房、2009年)
- 『対歌文化論―日本与雲南白族対歌的比較研究』(共著、科学出版社〔北京〕、2016年)
- 『万葉集の起源―東アジアに息づく叙情の系譜』(中公新書、2021年)
- 『歌掛けのアジアー雲南省リス族の歌掛けと日本古代文学ー』(ゆまに書房、2023年3月)
脚注
[編集]- ^ a b c d e “『万葉集の起源』/遠藤耕太郎インタビュー”. Web中公新書|中央公論新社. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “受験生へのメッセージ(遠藤 耕太郎) | 取り組み・プロジェクト紹介 | 文芸学部 | 学部・短大・大学院/教育”. 共立女子大学・短期大学. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “あじみんとは”. 一般社団法人 アジア民族文化学会. 2021年9月8日閲覧。
- ^ “【文芸学部】遠藤耕太郎教授による『万葉集の起源―東アジアに息づく抒情の系譜』(中央公論新社)が第38回志田延義賞を受賞しました。 | ニュース | 文芸学部 | 学部・短大・大学院/教育”. 共立女子大学・短期大学. 2021年9月8日閲覧。