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遠地輝武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

遠地 輝武(おんち てるたけ、1901年4月21日 - 1967年6月14日)は、日本の詩人美術評論家

概要

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本名: 木村 重夫兵庫県飾磨郡八幡村(現・姫路市)生まれ。日本美術学校卒。1925年に第1詩集「夢と白骨との接吻」を刊行するが発禁となる。1930年プロレタリア詩人会の創設に参加。戦争中は美術活動をし、戦後は1946年に日本共産党に入党し、新日本文学会に参加[1]。本名で美術評論を書いた。

著書

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  • 石川啄木の研究』改造社 1934
  • 『近代日本詩の史的展望』耕進社 1934
  • 川端龍子論』木村重夫 塔影社 1942
  • 『現代日本画家論』木村重夫 多摩書房 1942
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ 偉業と生涯』木村重夫 綜合美術研究所 1943
  • 『国画の形成』木村重夫 綜合美術研究所 1944
  • 『新鋭の日本画家』木村重夫 時の美術社 1955
  • 『心象詩集』昭森社 1955
  • 『日本近代美術史』木村重夫 造形芸術研究会 1957
  • 『現代詩の体験 社会社派の歴史と鑑賞』酒井書店 1957
  • 『現代日本詩史』昭森社 1958
  • 『生々流転の研究』木村重夫 近代美術研究会 1959
  • 小杉放菴 隠遁画家の生涯と画業』木村重夫 造形社 1960
  • 『癌 遠地輝武詩集』新日本詩人社 1960
  • 『遠地輝武詩集』新日本詩人社 1961
  • 『現代絵画の四季 美術エッセイ集』木村重夫 近代美術研究会 1964
  • 『千光前町25番地 遠地輝武詩集』新日本詩人社 1967
共編
  • 『日本解放詩集』壷井繁治共編 飯塚書店 1950

研究書

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  • 『遠地輝武研究』新日本詩人社 1968
  • 野口清子編『遠地輝武研究』遠地輝武研究会 1980
  • 市川宏三編著『夢前川の河童 詩人・遠地輝武の生涯』姫路文庫 神戸新聞総合出版センター 1994

脚注

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